がんばってる人はヒマ

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コロナが流行りだして1年もしないときだったと思います。

私、どうしてもウイルスっていうものに対して実感が持てなかったんです。
だって目に見えないし。
だからまわりが、かからないようにうつらないようにって騒いでるのを見て、【見えてないものをどうしてそんなに怖がれるんだろう】って不思議だったんですね。

※当時はまだ20代だったので、重症化リスクが低いという安心のもとに、そういう考え方ができたのだと思います。

だから、同僚に相談したんです。みんなどうしてあんなに、感染対策がんばれるんですかって。

彼からの回答はこうでした。
【がんばるがんばらない以前に、マスクつけたり手洗いうがいしたり、消毒をこまめにしたり、自分がやるべきことを淡々とやればいいんじゃないですか?】

う、うん…。ごもっともです。
そうですね、私が精神論にかたより過ぎていたかもしれません。

でも、先輩のAさんすごいですよね。陽性になっちゃった後輩に代わって自主的に出社して、早朝から作業して。会社を守ろうっていう気概を感じますよね。

【ああ、Aさんはヒマなだけですよ。いなくても仕事まわりますから。他にやること無いだけだと思いますよ】

…そ、そうですか。へえぇ~…。


この考え方、度肝を抜かれました。必要以上にがんばっている人は、彼にとってヒマに映ってるんだって。
いや、もちろん例外はありますよ?自分の夢をかなえるためにがんばってる人は尊敬しますし。
ただ、なにせ【ヒマつぶしでがんばる人】っていうカテゴリの存在を私は知らなかったので。

同僚との会話で得られた学びはふたつ。
・四の五の言わずに、やるべきことをやろう。
・必要ないことをがんばってる人はヒマ

いってらっしゃい。
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