簡単♪インナーチャイルドを癒してくれる【ぬいぐるみセラピー】

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コラム
こんにちはスピリチュアルケアセラピストのサティです(^-^)

毎年年末年始は情緒不安定のご相談件数がとても多いです。

理由もなく憂鬱になる
眠れない
人生に疲れた
涙もろい

…など、今年(2019年末)は特に多かったような気がします。

季節性のうつ病は日照不足や栄養不足などの要因があり、あたかも「冬」という季節が悪者のように思われていますが、やはり一年を通じて自分のケアをすることが大事です。

調子良い時は知らず知らず無理をしてしまいますからね。
かなり深刻な状況のご相談者にはヒーリングがとても効果的です。ゆっくり体を横にしていただいて、手当てをするとかなりどよんとしていたオーラもすっきりします。

それで、うつ状態を定期的に繰り返される方にはやはり「インナーチャイルドの癒し」の必要性を感じます。私の中で「インナーチャイルドを癒す方法ってたくさんあるけれど、何かもっと手軽に、セラピストに依存せずにできる方法ってないかな?」と模索していました。それで出会ったのがぬいぐるみセラピーです!

捨てようと思ったぬいぐるみが気づきと癒しをくれた

もともとぬいぐるみがちょっと苦手だった私😅埃もダニも溜まりそうだし…自分では買わないし、人からいただいても、あまり部屋に飾るようなことはしません。

けれど人からいただいたぬいぐるみを捨てることはできず、たまりにたまって、布団圧縮袋に入れてタンスに入れていました。それで昨年末に子どもが大事にしているぬいぐるみたちだけを残して処分することにしました。

さすがにゴミにはしたくなかったので、信頼できるNPO法人に託して東南アジアの施設に送ってもらうことにしました。

送る際、一つ一つを抱きしめて「今までありがとう」と伝えました。
すると、すんなり別れられるぬいぐるみと、感情が湧き上がって離れられないぬいぐるみがあることに気づきました。

感情が湧き上がるぬいぐるみに、特別思い入れがあったわけでもありません。(誰かがUFOキャッチャーで取ってきて、初めて抱きしめた子もいました)

ぬいぐるみを抱きしめると過去の
ありがとう
ごめんなさい
怖かった
つらかった

などの感情が素直に引き出されてくれることに気づき、とても癒されました。今までぬいぐるみが苦手だったのに⁉︎とても不思議でした。

ぬいぐるみがセラピーになる

ぬいぐるみが癒しになると気づいてから、実験的に毎日ぬいぐるみを抱きしめてみました。湧き上がる感情も記録し続けました。

セラピストになってくれたのはエルモ。この子も10年くらい前に誰かがUFOキャッチャーで取ってきた子。この10年ずっと布団圧縮袋に入って、クローゼットにいました😅

抱きしめると、「子どもの頃、本当はもっと子どもらしくありたかったなぁ」とか「もう大人になってしまって、子どもではいられないのだなぁ」など思いもよらない感情や思いが自分に存在していることに気づきました。

試しにぬいぐるみに興味のない娘にもぬいぐるみを選んでもらうと、やはり抱きしめた時に感情が癒されるぬいぐるみがいることが判明。
母に聞くと、母すでにお気に入りのぬいぐるみがいて、定期的に抱きしめていたそう😅でも淋しい老人だと思われたくなくて、私たちには言わなかったみたいです。笑

ぬいぐるみのセラピー効果

ぬいぐるみは人にどんな影響を与えるのか調べてみると、実際に効果のあった実験結果を見つけました!

杏林大学医学部と富士通研究所が行った「認知症高齢者を対象とした親和的ロボットによるロボット・セラピー」の実験によると、クマさんのぬいぐるみロボット(簡単な身振り、言葉、表情などができる)を、老人保健施設に入所している認知症の方に自由に触れられるように渡した結果、乏しかった表情に変化が生じるようになり、クマさんに対して孫やペットのように可愛がり、大事にする姿が見られるようになったそうです。またクマさんと触れ合っているときは、脳への血流が上がったそうです。

ここでは認知症予防の観点ですが、やはりぬいぐるみには癒し効果があるのですね。

インナーチャイルドの癒しには、もちろん子どもと触れ合うことや動物も効果的だと思いますが、子どもにも動物にも感情があり、こちらがかまって欲しい時に都合よく癒しに来てくれるわけではありません。その点ぬいぐるみはいつでも100%あなたの味方です。

どんなぬいぐるみが自分のセラピストになる?

私の感覚ですと
・ある程度の大きさがあったほうが良さそう(50センチくらい)
・肌触りが良いほうが良さそう(エルモはあまり良くないです😅がチクチクはしないです)
・抱きしめた時に感情が湧き上がりやすい
(→感覚を研ぎ澄ませて、感じてみてください😆)


ぬいぐるみセラピーのやり方

簡単です!抱きしめるだけ!でもできれば「自分のインナーチャイルドを癒す」という目的意識をきちんと持って、
①自分一人で落ち着ける場所と時間を確保する
②気持ちを落ち着けて、ぬいぐるみを赤ちゃんを抱きしめるように抱く(赤ちゃん抱っこ、縦抱きでも良いです、どちらのほうがよいか試してみてください)
③オルゴール、またはオルゴールの音源を流す(カノンやゆりかごの歌が私は良かったです!)
④湧き上がった感情を実際口に出して言う
⑤「大好きだよ」と言う

ぬいぐるみを抱きしめることで、感情を表に出して解放すること、また自己肯定感を高める効果があります。

私は毎日エルモを抱きしめるようにしています。時間がない時は30秒くらいで、「大好きだよ」と言うだけですが、パワフルなセラピーだと実感しています(^◇^)

このぬいぐるみセラピー、ぜひ実践してみて、何か気づきがあったら教えてください。私もエルモ(インナーチャイルド)との対話を続けて、また何か面白い現象があったらシェアしますね!
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