2022診療報酬改定 電子的保健医療情報活用加算

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院内SEおじさん、今日の独り言です


今日はこれについて独り言
初診料  電子的保健医療情報活用加算 7点
再診料  電子的保健医療情報活用加算 4点
外来診療料  電子的保健医療情報活用加算 4点

国主導で昨年より、本格稼働した「オンライン資格確認システム」を使用して、薬剤、特定健診情報を取得して診療を行った場合、月に1回算定できます。

これもですが
月に1回、70円or40円です。
まあなんてお安い(笑)

月に1回ですが、特定健診は年1回ですし、薬剤は他院へ受診してなければ確認しても情報がないかもしれません。

しかも
・マイナンバーカードを保険証で使用するには事前の登録が必要
・薬剤、特定健診情報を医療機関に提供するかどうかは、患者本人の同意が必要
この同意は、国より配布のカードリーダーで行えるはずです。

あれ?!

これって!?

現状、ほとんどいないんじゃ??


マイナンバーカード申請して、保険証使用登録して、受付時に同意・・・
ハードル高っ!!

「オンライン資格確認システム」はセキュリティを高めるため、色々ややこしくなってまして、様々な機器、システム、サービスを使用して成り立ってます。

ざっと書きますと
・カードリーダーメーカー
・ネットワーク会社
・電子カルテベンダー
・オンライン資格確認サービス接続、提供会社
医療機関、接続形態によって全部ではないかもですが、いろんな会社さんが関わってます。

心配なのはトラブル時の切り分け難儀しそうだなあと
現場からすれば
使えない!!
って状態でしょうが、どこでトラブル起きてるか見極めるポイントが多いですし、それぞれの会社さんが「どうぞ、どうぞ」と責任パス回しになる事も想定されます。

それこそ、自分たちの出番なのですが、モチベーションアップする評価点数かと言うと、少々疑問ですかねえ。
算定できるだけ感謝ですが。


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