2022診療報酬改定 報告書管理体制加算

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院内SEおじさん、今日の独り言です。
今日はこれについて独り言

報告書管理体制加算(退院時1回) 7 点

数年前より、CTなどの画像診断を行ったものの結果を見落とし、治療につながらない事例が何度も報告され、いわゆる既読管理が求められるようになりました。
この部分に関する評価かと思います。

システム的に求められる機能としては
・結果が出たことを、ポップアップやトースト通知でオーダー医に伝える
・結果を読んだこと、患者に伝えたことを記録する
・その記録を、その後カンファレンス等に使用できるよう管理する
などなどでしょうか?

機能追加に費用がどれくらい必要かは、様々かと思いますが

それが7点!!→70円です。。。

しかもです
・放射線科又は病理診断科を標榜
・医療安全対策加算1又は2の施設基準
・画像診断管理加算2若しくは3又は病理診断管理加算1若しくは2の施設基準
・医療安全対策に係る研修を受けた専任の臨床検査技師又は専任の診療放射線技師等が報告書確認管理者として配置
・組織的な医療安全対策の実施状況の確認につき必要な体制が整備
・報告書確認管理者 、画像診断を担当する医師、病理診断を担当する医師、医療安全管理部門の医師等から構成される報告書確認対策チームの設置
・年1回の報告書の確認対策を目的とした院内研修
・報告書確認の実施状況の評価に係るカンファレンスが月1回程度開催されており、報告書確認対策チームの構成員及び必要に応じて当該患者の診療を担う医師、画像診断を担当する医師、病理診断を担当する医師、看護師等が参加

医療安全と画像診断管理にまたがるためか基準多いです。
チームや体制は医療安全と兼ねるのはOKでしょうか?
疑義にでるかな?
実際の運用には、ダブルチェックも必要になるかと思いますので
医師事務作業補助者など、事務方も参画が必要かと。

それが7点、しかも入院1回
外来患者さんに対して、対策を行わないなんて事は当然できませんしどうしたものだろうとは思いますが
「安全のための取り組みを行わない」はとおりませんので素直に算定する方向ですかね。

システム改修の見積もりで、怒られそうなパターンではありますが。



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