フェブラリーS(G1) [重賞最終見解]

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2024年02月18日(日)

東京11R フェブラリーS

過去5年のフェブラリーSの勝ち馬5頭中4頭は、父米国型の血統馬。

また、昨年4人気2着レッドルゼルは、ロードカナロア産駒。

一昨年4人気3着ソダシは、クロフネ産駒。

2021年9人気2着エアスピネル、2019年8人気3着ユラノトは、何れもキングカメハメハ産駒。

2020年16人気2着ケイティブレイブは、アドマイヤマックス産駒。

ロードカナロア、クロフネ、キングカメハメハ、アドマイヤマックスの共通項は、芝1200mG1レースに実績のある種牡馬であること。

米国血統や芝1200mG1血統等々、いわゆる短距離指向のスピードを兼ね備えたタイプが特に走りやすいレース。

キングズソードの父は、米国型エーピーインディ系シニスターミニスター。

前走東京大賞典(大井2000m・G1)から距離短縮ローテで挑む父エーピーインディ系血統馬という意味では、昨年4人気3着メイショウハリオ(父パイロ)と全く同じ。

全兄キングズガードもそうであったように、この馬本来の持ち味は地方よりも軽いJRAの砂でこそ活きるラストの決め手や直線での伸び脚の要素。

前走地方からのローテーション、また東京ダートコース初出走もプラスに働く公算も高く、近走からの大幅な上昇度にも期待できる1頭。

ペプチドナイルの父キングカメハメハ、母父マンハッタンカフェは、何れもフェブラリーS勝ち馬を輩出した種牡馬。

父か母父キングカメハメハ系の血統馬は、昨年2着レッドルゼル、一昨年3着ソダシ、2021年2着エアスピネルと、3年連続で複勝圏内に好走する近年の当レースの特注系。

東京ダ1600m初出走で大仕事を成し遂げる可能性も秘めるキャラクター。

タガノビューティーレッドルゼルは、何れもスピード指向、短距離指向に優れた血統馬で、東京ダ1600mコース重賞の実績馬。

2021、22年で連覇のカフェファラオ、2017~2019年で3年連続連対のゴールドドリーム、2014、15年で連覇のコパノリッキー等々、JRAでは唯一となるダート1600mで行われる当レースは、特殊性も強くリピーターや舞台巧者の活躍も目立つレース。

イグナイターは、2010年の勝ち馬エスポワールシチー産駒。

地方のタフな砂よりもJRAの軽さを好む可能性も高く、波乱演出に一考。

推奨馬

キングズソード
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