朝日杯フューチュリティS(G1) [重賞最終見解]

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2023年12月17日(日)

阪神11R 朝日杯フューチュリティS

過去5年の朝日杯フューチュリティSは、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した馬は4頭。

その4頭は全馬が、前走芝1400m、もしくは芝1800m出走馬という共通項。

昨年16人気4着キョウエイブリッサ、一昨年8人気4着アルナシームも上記ローテーションの該当馬。

あくまでも馬券的な妙味という意味では、1600mを使われてきた王道タイプよりも、前走非マイル戦出走馬のほうが期待値は高い2歳限定のG1競走。

シュトラウスは、東京スポーツ杯2歳S(東京芝1800m・G2)1着からの臨戦過程。

前述の通り、過去5年の当レースは4人気以下から複勝圏内に好走した4頭全馬が前走非1600m戦の出走馬。

基本的に、前走は1600m以外の距離に出走していた馬のほうが期待値は高いレース。

父モーリスは、スプリンターズS勝ち馬も輩出したスピード指向の強い欧州型ロベルト系種牡馬。

近年の当レースは、ロードカナロアやフランケル産駒など、スピード指向の強い父欧州型血統馬の活躍も顕著。

ロードカナロアorフランケル産駒は、直近3年連続で合計4頭が複勝圏内に好走中というデータも。

また、2018年9人気2着と馬券のポイントになったクリノガウディーは、本馬と同様に前走東京スポーツ杯2歳Sからの距離短縮ローテで、モーリスの父にあたるスクリーンヒーローの産駒。

加えて母ブルーメンブラットは、右回りコースのマイルG1レース勝ち馬と、定石通りに勝ち負けを期待できる1頭。

サトミノキラリは、前走の1勝クラス(東京芝1400m)が上がり最速の末脚で1着。

例年の当レースで期待値の高い前走1着、前走上がり最速、前走非芝1600m戦の条件を満たす1頭。

血統構成は、ビッグアーサー×ディープインパクト。

欧州型プリンスリーギフト系の父は、現役時代に1200mG1の高松宮記念を優勝。

スピード指向の強い欧州種牡馬の産駒は、近年の当レースのトレンド。

また、昨年の勝ち馬ドルチェモア、2020年の2着馬ステラヴェローチェは、何れも母の父がディープインパクト。

父がスピード指向の強いナスルーラ系種牡馬で、母父ディープインパクトという意味では、前述したステラヴェローチェにも近いキャラクターで波乱演出に一考。

ダノンマッキンリーセットアップは、何れも日本の短距離芝重賞に実績を残す欧州型種牡馬の産駒で、前走が非1600m組。

順当に走る可能性が高い想定上位人気馬と見立てます。

推奨馬

シュトラウス
サトミノキラリ
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