[重賞展望]セントライト記念の傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・基本は前走芝重賞出走馬、特に前走日本ダービー出走馬(過去5年で前走芝重賞出走馬は4勝、合計10頭が馬券に、そのうち7頭は前走ダービー組)

・中でも、前走日本ダービーで6着以下に大敗している馬(過去5年で前走日本ダービーから馬券に絡んだ7頭中6頭は前走6着以下の大敗馬)

・別路線組は前走1着馬、中でも前走芝2000m以上の距離出走馬(過去5年で前走重賞以外のローテから馬券に絡んだ5頭は全馬が前走2000m以上の距離で1着馬)

・欧州血統馬が走る、特に父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、欧州型ノーザンダンサー系の何れか(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中11頭が該当、4人気以下で馬券に絡んだ6頭中5頭も該当)

・父サンデー系は、キタサンブラック、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ナカヤマフェスタ、ハーツクライなど、自身か産駒が非根幹距離G1に実績のあるスタミナ指向の強い種牡馬の産駒(該当馬は毎年のように馬券に)

・父か母父ディープインパクトの血統馬も毎年走る、中でも父か母父欧州型orナスルーラ系(過去5年で父か母父ディープインパクトの血統該当馬は4頭が馬券内に好走、その4頭は全馬が父か母父欧州型orナスルーラ系)

総括

過去5年のセントライト記念で複勝圏内に好走した15頭中10頭は、前走芝重賞出走馬。

また、その10頭中7頭は、前走日本ダービー出走馬。

基本的には、王道の重賞路線を歩んだ馬の期待値が高い菊花賞トライアル競走。

尚、前走ダービー組は、むしろ大敗していた馬のほうが期待値が高い傾向も顕著。

過去5年で前走日本ダービーの臨戦から複勝圏内に好走した7頭中6頭は、前走6着以下に大敗していた馬というデータも。

トリッキーと称される中山コースの非根幹距離(2200m)が舞台となるだけに、根幹距離や主流コースなどで負けていた馬の巻き返しも際立つレース。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

シャザーン…前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)9着からの特注ローテ。過去5年のセントライト記念は、前走日本ダービー組が合計7頭馬券に。そのうち6頭は前走6着以下の大敗馬。トリッキーと称される中山コースの非根幹距離(2200m)が舞台となる当レースは、直線距離の長いコースや根幹距離の重賞レースではむしろ負けていた馬のほうが期待値が高い傾向も。父ロードカナロアはキングマンボ系種牡馬。父か母父キングマンボ系は近5年中4年で3着内好走馬を輩出。母父マンハッタンカフェは非根幹距離重賞のスペシャリスト系としても著名。その産駒で本馬の母クイーンズリングも自身の重賞勝ち鞍4勝は全て非根幹距離で、芝2200mG1のエリザベス女王杯勝ち馬。善戦止まりに終わった近2走の皐月賞、日本ダービーは根幹距離のG1レース。非根幹距離のG2レースであれば大幅な上昇度にも期待できるキャラクター。

フレーヴァード…前走の1勝クラス(札幌芝2000m)が上がり最速の末脚で1着。過去5年のセントライト記念は前走2000m以上の距離で1着馬が合計5頭馬券に。父モーリスは近年の当レースで期待値の高い欧州型ロベルト系種牡馬。2018年は父か母父ロベルト系血統馬が1着2着。当時の1着馬ジェネラーレウーノは、モーリスの父にあたるスクリーンヒーローの産駒。2021年も父か母父ロベルト系血統馬が2着3着。母父は前述したシャザーンと同じ非根幹距離巧者のマンハッタンカフェ。その産駒で母ルージュバックも現役時代の重賞勝ち鞍4勝は全て1800or2200mの非根幹距離。セントライト記念と同舞台で同時期に施行されるオールカマー(中山芝2200m・G2)の勝ち馬。芝2200m戦初出走ともなる今回はデビュー以来最高のパフォーマンスを魅せる可能性も十分。

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