大阪杯(G1) [重賞最終見解]

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2023年04月02日(日)

阪神11R 大阪杯

2017年にグレード1競走に格上げ後、今年で7年目を迎えるG1大阪杯。

過去5年の大阪杯で複勝圏内に好走した15頭は、全馬が前走芝重賞で上がり順位3番手以内or5着以内の該当馬。

人気の有無を問わず、基本的には直線の伸びに優れた好調馬が走りやすいレース。

また、近年の大阪杯は、過去5年中3年で1分58秒台前半の決着時計を計測。

通常の馬場を前提に、高速決着になりやすい観点から、スピードを強化する米国血統を持つ馬に相性のいい傾向も当レースならではの方向性。

尚、父か母父米国型の血統馬は、過去5年の大阪杯で全勝。当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ7頭中6頭も該当する特注系。

スターズオンアースは、今回と同舞台となる前走の秋華賞(阪神芝2000m・G1)が上がり最速の末脚で3着。

前述の通り、前走芝重賞で上がり順位3番手以内or5着以内馬の期待値が高いレース。

血統構成は、ドゥラメンテ×Smart Strike。

父は大阪杯にも多数の好走馬を輩出する主要血統のキングカメハメハ系種牡馬。

母父は近年の当レースでポイントにもなるスピード強化型の米国型ミスプロ系種牡馬。

ドゥラメンテ産駒で母父米国型という意味では昨年7人気3着アリーヴォを彷彿させるキャラクター。また、そのスケール感もアリーヴォより一枚上。

尚、本馬は1600mG1の桜花賞勝ち馬。

スピード指向の強いレースの方向性から、マイルG1レースの勝ち馬、牝馬の期待値も水準以上のレース。

牝馬は直近3年で2勝、3年連続連対中。2020年はマイルG1実績を持っていた牝馬によるワンツー決着というデータも。

ダノンザキッドは、1600mG1レースで3度の3着以内好走歴を持つスピード指向の強いタイプ。

2020年の当レースは、マイルG1レースの好走実績馬が複勝圏内を独占。

2018年6人気2着ペルシアンナイトも、マイルG1レースの勝ち馬。

父が主要のサンデーサイレンス系ジャスタウェイで、母父がスピード指向の強いダンチヒ系Dansili。

前述したペルシアンナイトも、父と母父がダンチヒ系とサンデーサイレンスで構成される血統馬。

2018年の勝ち馬スワーヴリチャードは、ジャスタウェイの父にあたるハーツクライの産駒で、母の父がスピード強化の米国型Unbridled's Song。

過去の複数の好走馬とも類似性が高く、高配当演出に一考。

マリアエレーナは、近年の当レースで期待値の高い1600mの勝利実績馬、かつ牝馬。

父クロフネは近年の当レースで特注系の米国型ヴァイスリージェント系種牡馬。

昨年の当レースは母父ヴァイスリージェント系の血統馬が1着2着。

一昨年の勝ち馬で、昨年も2着のレイパパレは母の父がクロフネ、1600m戦に勝利実績を持っていた牝馬。

2020年4人気2着クロノジェネシス、2017年7人気2着ステファノスも母の父がクロフネ。

また、8着に敗れた前走の金鯱賞はスローの流れをインで控えたことで直線の勝負どころで動くに動けず、結果的に最後まで追うことすらままならなかった参考外レース。

スムーズな競馬さえできれば、大きく巻き返してくる可能性も。

ジェラルディーナは、昨年のエリザベス女王杯、有馬記念当時の見解でも言及したように非根幹指向の強い典型。

良馬場の根幹距離でスピードが問われる局面では、少なくとも近3走よりパフォーマンスを下降させる可能性も。

ヒシイグアスジャックドールは昨年の4着5着馬。

大きな上積み材料こそ無いものの、圏内には走るであろう2頭。

推奨馬

スターズオンアース
ダノンザキッド
マリアエレーナ
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