[重賞展望]きさらぎ賞の傾向と平日推奨馬

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近1年傾向Pickup

※昨年に引き続き従来の京都芝1800mから舞台を移して中京芝2000mで開催されるため、傾向Pickupは1年のみ

・中京開催の昨年は前走2000m重賞で3着以内馬が1着2着。

・近2走以内に2000mで上がり順位3位以内、特にオープン戦での実績(昨年は該当馬が複勝圏内を独占)

・2000mの勝利実績馬も有利(昨年は該当馬が1~4着を独占、4着馬は11頭立て9人気)

・ディープインパクト、オルフェーヴルといった主要のサンデー系種牡馬の産駒で、母父が米国型か、Seeking the Goldなどスピード指向の強い欧州型種牡馬(昨年は該当馬が複勝圏内を独占)

総括

昨年に引き続き、京都競馬場の全面改修工事に伴い、京都芝1800m戦から舞台を移して中京2000mで施行されるきさらぎ賞。

その昨年は、前走芝2000m重賞で3着以内の好走実績があったラーゴム、ヨーホーレイクのワンツー決着。

また昨年は、芝2000m戦に勝利実績を持つ馬が4着以内を独占。

4着タガノカイは、当日単勝51.9倍9人気(11頭立て)の大穴。

京都開催との比較で言えばスタミナ指向が強く、2000m戦の距離実績も有効に働く傾向も。

また血統的には、オルフェーヴル、ディープインパクトといった主要のサンデー系種牡馬の産駒で、母父が米国型やSeeking the Goldなど、早熟性やスピード指向の強い種牡馬を併せ持つ配合パターンに注目。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

ダンテスヴュー…2000m戦の勝利実績馬で前走東京スポーツ杯2歳(東京芝1800m・G2)4着からの臨戦過程。前述の通り同じく中京開催だった昨年も前走重賞好走馬のワンツー。今年は前走重賞で5着以内の該当馬は本馬1頭のみ。血統構成はキングカメハメハ×フレンチデピュティ。父が主要種牡馬で母父が米国型の組み合わせも期待値の高いパターン。マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイと兄姉馬には2~3歳限定重賞の好走馬が多数。半兄ヨーホーレイクは同じく中京開催だった昨年のきさらぎ賞2着馬。

マテンロウレオ…2000m戦の勝利実戦馬で前走ホープフルS(中山芝2000m・G1)6着からの臨戦。父が主要のサンデー系種牡馬ハーツクライ。母サラトガヴィーナスは現役時代に1000m戦2勝の実績を持つ快速型で、3代母Lady's Secretは86年の米国年度代表馬という仕上がりの早さに定評がある米国型の超名血牝系。昨年の当レースも米国牝系のワンツー決着。

レヴァンジル…2走前に芝2000mの未勝利戦を快勝。直近2走連続で上がり最速の末脚をマークしている臨戦も強調材料。父が主要のキングマンボ系ドゥラメンテ。母父はスピード指向の強い欧州種牡馬Frankel。昨年3着ランドオブリバティも父が主要のディープインパクトで、母父が欧州のスピード型Dubawiの構成馬。平日の段階で自己条件戦と両睨みの形も、こちらへ出走してくるようであれば要注目の1頭。(※本馬は自己条件戦へ出走)
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