理解と受け止めること。

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訪問頂きありがとうございます。

最近思っていることについて、
今日はちょっと書いてみたいと思います。


うつだったり、精神面にも症状が現れる病は、
他の病気に比べると特に、
周囲の理解が難しかったり、誤った認識がされている印象にあります。


今、世間はコロナ渦で、ストレス発散がより難しいからこそ
これからどんどんストレスにより、心身の不調につながる方も
増えてくる可能性は十分にあります。

だからこそ、ここのブログでもSNSでも何度も伝えている言葉ではありますが、

「うつは、脳の病気で、誰でもなる可能性がある病気です」


精神面に症状は確かに現れますが、
根本的な問題は、脳の神経伝達物質などの部分であり、
出るべき物質がうまくでなくなっている状態なのです。
心が弱いとか、性格だとか、そういうことじゃないんです。
悪いのは全て病気です。
その人自身ではなく、病気が悪いんです。



そして、
同じ病気でも、症状や辛さは人それぞれです。
考え方、受け止め方、価値観、経緯、状況等
誰一人として同じ人はいないからです。


だからこそ、辛さや症状の比較は意味のないことだと思います。

私なんか病院に行くほどじゃないとか、
あの子より私の方が辛いとか、
比較できるものでもないですし、
つらさや大変さの上下なんてないですし、
何よりそれをして何が変わるのでしょうか?


比較をした相手がその人の人生を背負ってくれるわけでもありません。
比較もしなくていいんです。
大事なのは、本人が辛いかどうか苦しいかどうか、
その事実が全てで精神科や心療内科を受診したり、
休んだりする十分な理由になります。


そして、周囲の理解についてですが、
辛さが人それぞれ違うように、
考え方が違う人間同士だからこそ、
理解したくても完全に理解することは不可能だと思います。

じゃあどうすればいいのか。

思いを伝えてくれた時にどうか受け止めてほしいんです。

理解できなくても、正しい認識を知り、
知ろうとすることももちろん大事だとは思いますが、
やっぱり、本人が助けて、と言ってくれた時や
思いを打ち明けてくれた時、
受け止めてほしいんです。


それから次にどうするかは、本人の気持ちを尊重しながら、
できるサポートを希望にあわせて行っていくことが大事なのではないかなと思います。

助けてというのにも、

思いを打ち明けるのにも、

吐き出すのにも、

全部、全部、周りの人から見たら簡単そうに見えますが、
本人にとっては
やっとの思いで、勇気を出して言っているんです。

なぜなら、
人は追い詰められた時、
どうしても考えが辛さのせいで、
柔軟な考え方ができなくなってしまい、
結果自分を責めてしまう、
楽になる方法がないと感じてしまう、


私はそうでした。
あくまで私の場合がそうだっただけで、全ての人が同じように感じ、
同じことを求めているかは断言できません。

でも、
やっぱり、

うつは脳の病気で甘えではなく、病気のせいで、
判断力も理解力も記憶力も低下し、
結果自分が生きていること自体が罪に感じてしまう、
または死しか救済がないと感じてしまう事態になる危険性がある病気
だということ。


このことだけは、知っておいてほしいんです。

そのきっかけは何がきっかけになるかはわかりません。

疲労かもしれないし、
環境かもしれないし、
言葉かもしれない。
どんなに前向きな人でもなる可能性は十分にあります。

だからこそどうか、
もし今このブログを読んでくださっているあなたに理解してほしいです。


言葉の大切さを。重みを。
相手の心も自分の心も大切に思いやる姿勢を。
手をさしのべる勇気を。
助けを求める勇気を。

早めに受診して適切な治療をすれば、
重症化も防ぐことができますし、
その分早くよくなります。

誰でもなるからこそ、
気軽に精神科、心療内科に受診できるようにする認識にするには、
病気自体の正しい認識が必要だと思います。


どうか、
一人でも同じ苦しみを味わうことがすまないように、
知ってほしいです。

そして、もし、今あなたが一人で苦しんでいるのなら、
少しでもどこか言いやすい、吐き出しやすいところに
吐き出してほしいです。
難しいことだとは思います。

でも助けを求めることは悪いことじゃないんです。
死を選ぶ前に、
選択肢がまだある可能性を一緒に考えたいです。

感情的で、読みにくい文章になってしまいましたが、

どうか、
正しい認識と、受け止めること、思いやることの大切さが伝わり、
生きやすい世界になることを願っています。

これはうつだけでなく、他のことにおいても
正しい認識を知ること、
相手の心も自分の心も大切にすること、
言葉の重みを知り、大切に使い、責任を持つことは
とても大切なことだと思います。

今日も読んでいただきありがとう
ございました。


これも数ある選択肢の一つです。

どうか、一人でも多くの人が、
少しでも苦しまずにすむ世界になりますように。

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