〇にたい、と言われたら。希死念慮の苦しさ

訪問頂きありがとうございます。

今年もぼちぼちマイペースに続けさせていきたいと思います。

自己満足のブログですので、

気が向いたら読んでいただけたらうれしいです。

以前にも希死念慮について記事を書いたことはありますが、

再度とりあげてみました。

前の記事では早めに受診をしてほしい思いの内容を書きましたが、

今回は「〇にたい」という思いを吐き出すことについて、

そして言われた場合にどう答えたらいいのか、ということについて

あくまで私の場合の考え方にはなりますが、

書いてみたいと思います。

まず、

「〇にたい」という感情は、

言葉は同じでも、中身は人それぞれだと思います。

私の場合は、

「死」しか、逃げる方法がなかった、ないと思っていたからです。

生きるのが苦しかった、逃げたかった、

逃げるには「死」しかなく、

それを選びたくないけど、それしか方法がない、

「〇なせて」、というような感情。

でもこれは私の場合です。

人によって

そういう思いになってしまった経緯も、環境も、感情自体も違います。

命は一番大切なものです。

それは本能的な部分では

産まれた瞬間は誰しも、心も脳も認識されていたものだとは思います。

でも、いろいろな環境、出来事、経験が

その認識を変えてしまうこともあります。

だからこそ、

もし「〇にたい」と思う日がきてしまっても

自分を責めないでほしいです。

そう思うということは、

そこまで追い込まれてしまったのは、

あなたが必死に抗って、頑張って、闘ってきたからこそ、

生きることをあきらめるしかない状況に

陥ってしまったからではないでしょうか。

確かに、世の中には、

病気などで生きたくても生きられない人がいるのは事実です。

そういった方たちから見たら、

「〇にたい」と思うこと、言うことは、

辛いこと、悲しいことかもしれません。

でも知ってほしいです。

どんな命も産まれて産声をあげた瞬間は、

「生きたい」と本能的に心も脳も認識して、

産声をあげていました。

でも、

全ての人がそのままの考え方で、認識のままで、

生きられないことを。

人それぞれ育ってきた環境、経験、価値観が違います。

命の尊さを知っているらこそ、

命を絶つこと、〇にたいと思うこと対して、

許せないと思ってしまう方々もいるでしょう。

でもどうか

「〇にたい」ともし、打ち明けられたら、

そんなことを言わないで、と

はねのけないでほしいのです。

きっと「〇にたい」と言った側は、

勇気を出して、

受け入れてもらえないかもしれない恐怖を感じながら

言った、絞りだした言葉だと思います。

理解できなくても、受け止めてほしい。

生きるのが苦しくて、

もうできないから思っている感情を、

「そんなこと言わないで、生きてよ」と

言われてしまったら、

きっともう、頼ることが、吐き出すことが、

怖くなってできなくなってしまうかもしれません。

難しいですよね。

まずは否定せずに受け止めて、

その次の行動はそれからじゃないでしょうか。

どうして「〇にたい」のか、

何が苦しいか、

その感情を、苦しさを楽にすることができる方法がないか、

それを知ることができるかどうかは、

次の段階になってくると思います。

まずは、感情を否定せず、

受け止めてほしいと思います。

でも、これも、

あくまで「〇にたい」感情を闘ってはいるものの、私の考え方なので、

必ずしも正解はありません。

きっと正解もないのだと思います。

人それぞれ、感じ方も考え方も、受け止め方も違うからこそ。

ただ、一つやっぱり言えるのは、

「〇にたい」を打ち明けるのは、

とても勇気がいることだということです。

今この瞬間、

「〇にたい」と苦しい日々を送っている皆さん、

私はあなたの感情がとても辛く、苦しいのだということはわかっても、

あなたの全てを理解することはできません。

ですが、

一つだけ、

もしかしたらあなたの「〇にたい」と言う感情が、

適切な治療受ければ、楽になる可能性があるということは伝えたいです。

今の私にできるのは、それを伝えることと、

唯々あなたの苦しみが少しでも楽になってほしいと願うことしかできません。

力不足でごめんなさい。

届かないかもしれないですし、

これはあくまで私の考えですから、

無理に受け入れる必要はありません。

ただ、今日も明日も、

きれいごととで、おせっかいかもしれませんが、

それでも願い続けたいです。

どうか、

生きるのが苦しいと思う人々が

生きやすくなりますように。

ここまで読んで頂き

ありがとうございました。

皆さんの心の平穏を願っています。

もし気になったら、

メッセージをくださるだけでも大丈夫です。