心療内科の初診 初診ってどんな感じ?

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本日も訪問頂きありがとうございます。


本日のテーマは
「心療内科の初診 初診ってどんな感じ?」
についてです。

これはあくまでも、私の場合こうだったという一例にすぎませんので、
へぇー、こんな感じの場合もあるんだなあー、
と読み流してもらい、

受診を考えられている方は、
初めて行くときはどうしたらいいんだろう?と
緊張、不安を抱えられていると思うので
イメージしていただけたらうれしいなと思います。

受診される方はもちろん、
家族や大切な人が受診を検討されている、
受診をすすめたいけど、そもそもどんな感じなのかわからない
全然心療内科とかの診察の様子を知らないな、
という方にも読んでいただけたらうれしいなと思います。




①予約がとりにくい。数か月先も覚悟を。

まず、
心療内科・精神科において受診を検討されている方、
初診の予約はすぐにとれる可能性は低いです!

早くて1~2か月先などがほとんどかと思います。

丁寧で、人気のある先生であればある程、
予約を早くとるのはとても難しいです。

私もそうだったのですが、
心療内科等の受診は本人が行くことを決心するまでが
時間がかかりやすいと思います。

やっと受診を決心できる時って
もう限界。
誰か助けてほしい。
苦しい。
〇にたい。
等、状態が悪化してしまっていることが多いと思います。

そんな時にやっと予約の電話を入れて、
すぐに受診ができないとなると、
とても辛いので、
なるべく、早めの受診は本当に大切です。

予約だけして、当日行くのが辛かったらキャンセルするぐらいの気持ちで
とりあえず電話をしてみましょう。

ちなみに私は状態が悪くなってから、決心するまでは4か月程かかり、
予約から受診までは2か月近くかかりました。。。
それもあり悪化してしまった部分は大きいなと反省しています。


②口コミよりも実際に行ってみないとわからない

そもそも病院選びについてですが、
私は口コミをチェックしてから選んで行ったものの
正直口コミはあまりあてにはなりません。

なぜなら、心療内科、精神科は、
目に見えたり、検査でわかる異常を診察する科ではないからこそ、
病院・クリニックの雰囲気だったり、
看護師や先生の相性が一番大切だからです。

人によっては良い、話しやすい先生でも、
違う人によっては、話しにくい先生になってしまう場合もあります。

こればっかりは行ってみないとわからない部分がありますので、
とりあえず行ってみて、
合わないな、と思ったら
別の病院に切り替えた方がよいかと思います。

別の病院に変えたりするのもエネルギーがいるので、
大変なのは百も承知なのですが、、、

おそらく大体の方が長い付き合いになるかと思いますので、
よりストレスが少なく、話しやすい先生を選ばれる方が良いと思います。


③いよいよ受診、事前に何か必要?

予約がやっととれて、
いざ初診!となり、
何が必要なのだろう?と不安になりますよね。

そもそも自分が苦しんでいる今の状態をうまく伝えることができるのか、
自分の心の状態がよくわからない、
と、緊張や不安もあると思います。

私も初めて受診する日は緊張しましたし、
受診自体がストレスになり、
そもそも先生がどんな人で、自分はちゃんと話せるのか、
全てが未知の世界だったので怖くて仕方なかったです。

でも実際初診を終わってみて思いますが、
相手は私たちのような苦しんでいる患者を診るプロです。

なので、
身をゆだねて大丈夫です。

私たちの言葉だけでなく、表情、目線、いろいろなところから
総合的に判断してくださっていますし、
先生の方から気になる点は質問してくださるので、
ありのまま、その時思ったことを話して大丈夫です。

むしろ、ありのままを話した方が良いです

初診だけで伝わりきらないことももちろんありますが、
まずは相手の先生が話しやすいかどうかだけでも
確認する、というような心もちで行ってみてもいいと思います。

ただ、もし可能であれば、
今困っていることについて紙に書き出して持っていく方法もあります。
例えば、
眠れなくてつらい、
仕事がつらい、人間関係がつらくて辞めたいけど辞められない
落ち込んだ状態が苦しい
仕事を行くのに涙が出る
〇にたいと思ってしまう、等。
今感じている心の状態が書き出せそうなら、
書いておくと伝え忘れもないと思います。


どうしてほしい、
例えば辞めたいけどどうしたらいいかわからない、
仕事を休みたいけどどうしたらいいかわからない、など
眠れるようになりたい、
気持ちが楽になりたい
など、
どうなってほしい、というのもあれば書いておくといいかもしれません。

ただし、これは無理のない範囲で可能であれば、です。
先ほども書きましたが、相手はプロです。
ちゃんと私たちが伝えることが難しい状態だとか、
そういった事情も受け止めてくれるのが仕事です。
とりあえず行ってみて、話しやすい先生かどうか確認してくるだけで大丈夫!



④ますもすの場合の初診の内容、時間。

初診の様子についてですが、
これはあくまで私の場合の内容になります。

病院や先生によっても違ってくるかもしれません。

私の場合、看護師のいない、
受付の方と先生のお二人しかスタッフがいない
小さなアットホームな感じの心療内科のクリニックを受診しました。

まず、予約の電話の段階で大まかに状態については伝えていますが、
受付が終わった後、
問診表を記入しました。

問診表は、
今、どんな状態なのか、どんなことに困っているのか
いつからそうなのか、
を自由に書ける欄と、

今ある症状をチェックしていく欄がありました。

私の場合当時あった症状としては、
・落ち込み
・希死念慮
・仕事などにたいする不安、恐怖
・疲労感、頭痛、
・睡眠時の中途覚醒、早朝覚醒
・食欲低下
がありましたので、症状のチェック欄にチェックした後、
自由に書く欄に
いつから抱えていて、考えられる原因などを一生懸命書きました。

書きながら苦しくて、
15分~20分ぐらいかかったかもしれません。
まとまりのない文章だったと思います。

特に初受診の時は希死念慮が強かったので、
その点は特にありのままを書きました。

その後、
受付に必死で書いた問診表を出してから、
順番になったら先生が直接待合室まで呼びに来てくださり、
診察室に入りました。

診察室に入ってからの流れは
先生が診察の前に私が必死で書いた問診表を読んでくださっていたので、

それを見ながら
今の様子、ストレスの原因だった仕事の様子、
過去に似たようなことがあったのか、
家族のこと、
他の生活のこと、趣味のこと、
などなど
いろいろな話をゆっくりと、
私の無理のないペースで話をきいてくださいました。


初診ってこんなに丁寧に話をきいてくださるんだなあ、と驚きました。

私のまとまりのない話を聞いた後、
先生が、今後の治療方針について提案をしてくださいました。

その後、私の意思を尊重しながら治療方針を決めて、
次回受診のタイミング等の相談をした後、
初診は終了しました。

療方針については先生によっても違ってくるかもしれませんが、
私の主治医の場合は押し付ける感じもなく
私の希望を尊重したうえでの方法を提案してくださった感じでした。





はたしてどれぐらい時間がかかったのか、
皆さん気になりますよね?



なんと
トータル約1時間話していました。

診察室から出た後、時計を見て驚愕しました。
調べた感じだと30~40分が多いようですが、
先生や病院の規模などによっても、
もしかしたら変わってくるのかもしれません。



感想としては、
私は正直、希死念慮については特に
人に話しにくい部分があったのですが、
やっぱり相手はプロですので、
そのことについて話しても
そうなんだねぇ~、
どれぐらい思うことがある感じかな?
という感じで普通に驚くようなリアクションなどもなく
自然に話しやすくてよかったです。


以上、ざっくりではありますが、
私の初めての初診はこのような感じで終わりました。

いろいろな人がいるように、
先生もいろいろな先生がいらっしゃるかと思います。

なので一番は
自分が話しやすいか、
自分の希望を聞いたうえで治療方針を考えてくれるのか、
など、
フィーリングの部分が大事なのかな、と思います。


私は今通院している先生は話しやすい方だと思ってはいますが、
状態によっては話しやすい先生でも
受診自体がしんどい日ももちろんあります。

心の調子は自分でも予想がつかないですし、
急によくなったり悪くなったり
その日やその時間、環境・状況にとっても様々だと思います。


ただ皆様にお伝えしたのは、
早めの予約、受診が必要だということ

相手が話しやすい、よりストレスが少ない先生か、ということ

相手はプロなので、相手にゆだねて、
感じたままに話したらいい、
話せなければ書いて渡したらいい、

ということです。


どうか、一人でも多くの方が
早めに受診をして、
一日でも早く心の苦痛を軽く・取り除ける状態、環境になれることを
願っています。


まとまりのない文章を
今日も読んでいただきありがとうございました。


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