パワハラ?指導?

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本日も訪問頂きありがとうございます。
自己満足のこのブログ、
無理なく吐き出させてもらっていますが、
読んでいただきありがとうございます。




本日のテーマは
「パワハラ?指導?」
です。

指導する側、される側、
両方を経験しましたが、
どちら側も大変な部分がありますよね。

指導する方は言い方、伝え方できちんと伝わるかなという不安があるし、
自分がその分正しい知識が必要ですし、

指導される側は、
指導いただくことのありがたさはわかるものの、
相手の指導の仕方次第では受け止め方、モチベーションの保ち方などの大変さがあります。

双方の大切にしたいポイントについては別記事でまとめてあるので
気が向いたら見て頂きたいです。



今回は、指導とパワハラについて着目してみたいと思います。

パワハラ、と
ネット検索すると定義がでてきます。

要素として、
①優越的な関係にもとづいて(優位性を背景に)行われること
②業務の適正な範囲を超えて行われること
③身体的もしくは精神的な苦痛を与えること、または就業環境を害すること

この3要素を厚生労働省は定義しているようです。

他にも厚生労働省は、判断基準として6つの区分や具体例を出していました。

①身体的な攻撃・・・・殴る、ける、物をなげつける
②精神的な攻撃・・・・長時間にわたる叱責、怒鳴る、周囲の人の前で威圧的な叱責を繰返す
③人間関係の切り離し・・・・仕事を与えず放置、職場イベントの出席の拒否
④過大な要求・・・・能力を考慮せず、難易度の高い仕事を与える、物理的に追行が不可能な仕事を与える
⑤過小な要求・・・・極端に能力を下回る仕事だけを与えるなど
などがでてきます。

でも、
正直この定義を見て、パワハラだ、と救われる人もいるかもしれませんが、
私はこの定義をみても
「私が受けている言葉は正しい指導で、
それに耐えられない、理解できない、追行できない自分が悪いんだ」
と、余計に苦しみました。

よくよく一つ一つを丁寧に項目を見て、
言われた言葉や態度などをあてはめていくと
パワハラといってもいい状態だったと
今落ち着いてから見るとわかるのですが、
当時は頭が麻痺していましたし、
約2年その人に指導を受けていたので、感覚が洗脳状態というか、
できない私がすべて悪い
あの人の言う通りにできない私がおかしい
というような心理状態になっていました。


なので、
自分がすべて悪いと思ってたので、
職場の人には誰にも相談できませんでした。

管理者が別にいたのですが、
その方の面談でも、
自分が悪いと思ってたので、

できない自分が申し訳ない、ただそれだけです。

としか、言えなかったんです。

これは私の場合の話になってしまうのですが、

洗脳状態・麻痺状態になっているので、
たとえ指導の中で人格を否定されても、
それが指導を逸脱していることだとわからないんです。

だから、パワハラの定義を見ても、
ああ、やっぱり違う。。
やっぱり私の能力の問題なんだ、
何で他の人はできて、私はできないんだ、
だめだ、
となっていました。

愚痴として、主人にだけは相談していましたが、
主人も正直私が言われすぎて麻痺していた部分もあり、
それっておかしくない?とは言ってくれていたものの、
おかしくきつい指導を受けている日常、となってしまっていて、
それがパワハラなのかどうかもわからなかったのです。

限界がきて、心が壊れてしまった後に、
別の人にありのままの事実を話したら
それはパワハラで、指導者のするべき指導じゃないとはっきり言われました。

でも麻痺しているから、はっきり言われてもそうなのかな、と
自信がないのです。

完璧に麻痺してましたね、感覚として。

こんな状態になるまで我慢しないでほしいと、
過去の自分にも、今指導を受けながら職場や学校で苦しんでいる皆さんに
伝えたいです。
でも、難しいですね。
きっと、今困っている人たちは
自分が悪い、
自分の能力、
自分の心の弱さのせいだ、
と自分を責めている方が多いと思うんです。

でも、指導の立場もしている姉の言葉を借りて言います。

指導しても相手に伝わっていなかったら、
伝わるまで向き合って、理解できるまで付き合うのが指導者の責任。
今追い詰められているあなたが悪いのではなく、
そこまであなたを追い詰めた環境が悪いんです」。

指導者、教える立場の皆さん、別記事でも書いてはいますが、
どうか言葉の重みを知ってください。
相手の心を知る努力をしてください。

今指導を受け、教わっている皆さん、
自分の心が苦しい状態だったら、それが全てです。
指導がどうとか、これはパワハラじゃないとかじゃないんです。

あなたの心が苦しむまで追い込められているという事実が全てです。

心が壊れてしまうと取り返しがつきません。
逃げることは悪ではありません。

自分の心を守れるのは自分だけです。

自分の力でどうにもならなければ、
助けを求められるうちに、助けを求める力さえもなくなる前に
助けてを言ってください。
どうか心の苦しみを取り除けるように、離れられるように、
逃げてください。
仕事よりもあなたの心が、命の方が絶対に大事です。


言葉の重み、相手を思いやり、知ろうとする姿勢を大事にできる人が増えますように。
私自身も言葉の重みを大切にし、相手を知る姿勢を大事にしたいと思います。


今日もここまで長々と呼んで頂きありがとうございました。

言葉の暴力、指導という暴力で苦しむ人が一人でも減りますように。






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