スマホでご自分の授業を撮影して、思いのほか良いところ(^_-)-☆と見ていられないところ😿を 「自覚」できた貴方
その課題意識をもって「5日間は、頑張りましょう」と、お伝えしました
自分で1から板書を考えるのは難しい先生には、これがお勧めです
1 指導書の計画を「見ましょう!!!」
まずは、見るだけでも十分です
動機付け→めあて→活動の流れ→結果とまとめ→新たな課題
単元の〇次によっては、動機付けや新たな課題迄はない場合も多くあります
しかし、「導入→展開→まとめ」は、明確にわかります
これを見るだけで、1教時の流れが見えてきます
指導案を見なくても、一瞬にして授業に流れを把握できます
バタバタしている中、始業5分前に指導書を開いて「見るだけ」でわかります💚
2 板書計画と同じ板書を「してみる」
指導書に掲載されている板書計画は、一般的です
つまり、スタンダード=標準です
対象児童の学力も、レディネスも、意欲・関心・態度も・・すべて標準的な状態を想定しています
本当ならば、ご自分の学級のレディネス結果や前時の達成状況、学級の学習意欲・関心・態度、個別に支援が必要な子供さんへの声掛け、校内研究の重点等々に応じて、授業の流れは変わらなくてはなりません
変わるのが当然です
しかし、経験が浅い先生や家事めてもった学年、初めて持った教科、馴染みのない単元などでは、「それらに応じた指導」まで手が回らないのは、当然です💚
ですから、「板書計画と同じ授業をしてみる」のです
頑張りましょう💚
3 板書計画と同じ授業展開が「できないことに気が付く]
できなくて当然です
だって、先生のクラスの子ども達と、教科書会社が想定したスタンダードな子供たちとは 違いますものね
上記で、違いとか説明しましたね
でも。一通り同じ風にやることで、なにが違うか、どう違うかが見えるんです
例えば、この学級は、話し合い活動に慣れていない
自分の考えを持つことが苦手な子が多い
自分の考えは持てるんだが、言語では表現できない
基本的に、話が聞けない態度がある 聴写ができない
反対に、聞くときの集中力がある
聞いて理解できる子が多い
自分なりの考えを呟く子が多い
つまりこれらが、「児童観」です 「児童の実態」です
4 この「実態を受けて、どんな授業展開にしていくかを考える」=「指導観」つまり、授業創造です
ここからが、「守破離」の「破」のステージです
児童実態の マイナスをスタンダードまで持ち上げる指導
プラスをいかしていく指導 が求められます💚
つまり、指導観は、「その学級=児童に実態に合わせた指導方法」なわけです
この学級の子ども達の実態からみると、
学習計画に則って進められるから、授業開始の説明時間はほとんどいら
ない
話し合いの時間に十分時間が取れる
自己評価に加えて、相互評価の力をつけたいから、その時間設定は余裕
を持とう 等々
今の実態から、「次のフェーズに行くための手立て・支援」を 吟味する
これが「指導」です
確かに、先生ご自身が、やってみたい指導方法にチャレンジ!!も悪くない
校内圏のテーマのための授業改善も悪くはない
しかし、本来は、児童の実態をみとり、そこからアップするには、どんな手立てを打つか!!!が教師の腕の見せ所・・・です
ここからようやく「教材観」です
しかし、今回はここまで💚