昨日は、生活科と社会科・理科は違いますというお話でした
今日は、生活科の感性をいかして、教科に繋いでいく実践を紹介します
教科横断的カリキュラムの作成です
難しそうな用語ですが、実は、簡単です
例えば、入学してすぐの生活科
どの教科書会社でも、登校している絵が掲載されています
この絵を見て、子供たちとお話を進めていくんですね
教師「ここはどこかな」
児童「学校」「玄関」「教室」・・・・
教師「なんて言っているのかしら」
児童「おはよう」「おはようございます」「誰だっけ、お名前教えて」・・・・
このようなたわいもないことかもしれません
これでいいんです
ここからが、教師の腕の見せ所(⋈◍>◡<◍)。✧♡
例えば、「お友達になるクラスの人のお名前が分からないよね。じゃあ、お名前を発表しようかあ。」と、投げかけてみましょう
ここからは、国語科です
まず、「聞く・話す」活動を通して、発声と聞く姿勢をねらいにします
「私の名前は○○です。」緊張するので、伝わるように言うのは、意外と難しい
学級全体で言うのには、時間も限られるし、児童の負担も大きいので、
初めはグループごとに進めるとよいでしょう
聞く側は、話す人を見て聞く。うなずいて聞く。一人が話し終えた話し終えたら、拍手をする等を、少しずつ増やします
聞く態度は、思いも穂か難しいものです
これらを、国語の時間に、5教時くらい続けて行きます
45分は無理
15分のモジュールがお進めてです
実はここで、困難さを抱える児童の把握もできます
落ち着いていられない子
緘黙の子
一部の発音に問題がある子 等
幼稚園・保育園との連絡では分からなかった情報も収集できるチャンスです
今回は、国語科での教科横断の紹介でした
明日は、算数科への紹介をします
はじめの場面に戻りますが、児童の呟きには 場所、つまり、昇降口、教室、体育館、音楽室、校長先生、保健の先生等、
幼稚園や保育園とは違う場所・人物の名前も出て来ます
これは、生活科としての「学校探検」につないでいきます