私たちは、毎日誰かと関わって生きています。
上手くいくときもあれば、上手くいかないときもありますよね。
人間関係で小さなほころびが出てくることがあると思いますが、それを心に引っかかったまま放っておくと、最初は小さなものだったのに、後で大きくなってしまうことがあります。
小さなほころび、違和感は早めに対処しておくのがマルです。
これは人間関係のコミュニケーションにおいて優先度の高い事柄だと考えています。
対処するということは、相手を非難したり、自分の価値観を押し付けたりすることではないです。
自分が感じたことや思ったことを相手に伝えるということです。
相手を批判したり、自分の価値観を押し付けると必ずと言って良いほど、話はこじれてさらに揉めることになります。
相手の感情が爆発してしまうか、感情を押し殺して、黙って去っていくか、そんなパターンが多いです。
心理学では『アイメッセージ』という言葉があります。
主語を『あなた』ではなく『わたし』にして伝えるというものです。
人間関係で違和感を感じたときや嫌な思いをしたときに、主語があなたになると攻撃的になったりネガティブになったりすることが多いです。
ところが、主語を『あなた』から『わたし』に変えてみるとどうなるでしょうか?
『わたしは嫌な思いをした』『わたしは辛い気持ちになった』などとなります。
これは決して相手を非難したり、否定しているわけでなく、自分がどう感じたのかを伝えるだけなので、相手に気持ちが伝わりやすいです。
気持ちを理解してもらえると、もっとよくなるための改善点が出たり、お互いが納得できるようなアイディが出たりしやすくなります。
アイメッセージはコミュニケーションを取るときに、とても有効な手段です。
私はこう感じたという『感情を伝える』ことをすることで、相手としっかりとした信頼が構築していけるようになります。
ぜひ、アイメッセージ試してみてくださいね!