霊感がある宇宙人な娘が見たあんな霊やこんな霊と大好きなジジ

記事
ライフスタイル
みなさん、お疲れ様です。

最近、白髪が出来始め
だいぶ凹んでる
美原ほなみです。

以前長女ランの霊感の
お話を書きましたが
今日も引き続き書いて行きます。

長くなるので2回に分けます。

心霊系苦手な方はお控えください。

ランは、顔ははっきり
わからずぼんやり
見えるらしい。

でも、体型とか立ち姿で
性別とか年齢がどれくらいか
わかるらしい。

年々見えにくくなってるが
雨の日と夜はよく見えるらしい。

だから21時を過ぎる
雨の日のバイト帰りは
怖いらしい。

バイト先から帰るには公園の
前を通らないといけない。
下半身のない人や小さい子供が
よく見えるらしい。

私が見える訳ではないから
本当かどうかは謎だ。

ただ、わざわざ嘘をつくとも
考えられない。

ランには、
「世の中、心霊現象を
 信じない人もいるし
 逆に信じすぎて怖がる人も
 いるし、見えても聞こえても
 あまり周りの人に言うな」
伝えている。

この間も、夕方土手で子供達と
全力で鬼ごっこをした帰り道
「小さい男の子が
 私達の周り楽しそうに
 走ってたよ」と言ってきた。

土手には私達しかいなかったし
子供の姿なんてなかった。

ちなみに私には座敷童みたいな
2,3歳の男の子がくっついて
いるらしく、特に私がキッチンに
いると足の近くにいるらしい。
「この子が守って
 くれてるから
 ママは丈夫なんだよ」って
言われた。

私には産まれてこれなかった
弟か妹がいる。

子供ながらに
心の中でいつか私の
子供に産まれておいでって
願っていた。

性別がわかる前だったが
なんとなくずっと
弟だったんだろうなって
思っていた。

だから、その話を聞いた時
すごく嬉しかった。

ランが中学の時
修学旅行先で夜の
座禅体験があった。

お寺で10人ずつの体験。

住職の話を聞いていると
住職の後ろの窓に
親子がすーっと通った。

窓の高さや位置的に
人が通る姿が見えるわけ
ない。
ってことは見ちゃったんだと
思った瞬間1人の女の子が
悲鳴を上げてパニックに。

ランを含め数人が
過呼吸気味になり
先生に抱えられ別の部屋で
休むことになった。
もちろん、座禅体験も
中止になった。

ホテルでも影を見たり
女の人の声が聞こえたり
動物アレルギーが酷く
(飼ってる犬猫は
 大丈夫なのに)
鹿の餌やりも先生の配慮で
しなかった。

なのに鹿を触った友達と手を繋ぎ
その手で自分の顔を触ってしまい
顔や腕に発疹と微熱が出て
大変だったらしい。

先生には本当にご迷惑を
かけしてしまい申し訳ない。

ルンルンで行った修学旅行
色々ありすぎて
ぐったりとして帰って来た。

高校1年生子供達みんなが
大好きだった旦那の
お父さんが亡くなった。

父との関係が最悪な私も
娘のように可愛がってくれる
お義父さんが大好きだった。

パパっ子の気持ちが
大人になって初めてわかった。

初孫のランの事を「ラン姫」
呼びめちゃくちゃ
可愛がってくれた。

お義父さんも宇宙人的な
所がありランと相性抜群。

私に叱られるランを庇い
だれからも共感されない
ランの意見を
「わかるー」と共感していた。

病気がわかった時も
「ランの成人式
 見れないのかな」
言っていた。

高校生になってもジジ大好き。

食事に行くと必ず隣で仲良く
食べていた。

そんなお義父さんに癌が
見つかり半年の闘病生活で
あっという間に逝ってしまった。

息を引き取る2週間前からは
退院して自宅で最期の日々を
過ごしていた。

3日置きに会いに
行っていたが
日に日にやせ細り
しゃべれなくなる。

亡くなる3日前
学校がたまたま休みだった
ランと会いに行った。

話声が聞こえないように
お義父さんの寝ている部屋の
ドアを閉めていた。

するとランが姑に
「ジジの部屋の前に
 背の高いおばあちゃんが
 立ってるからドアを
 開けてあげて」
姑がドアを開くと中に入って
行ったそうだ。

ランがそっと部屋を覗いて
戻ってきた。
「さっきのおばあさん
 ジジの顔ずっと
 心配そうに覗いてるよ」
話してきた。

お義父さんは身長が
180㎝以上ある。

お義父さんの両親は離婚し
お母さんの元で育った。

お母さんも昔の人にしては
背が大きかったそうだ。

【お迎えがきちゃったな】って
私と姑は瞬時に思った。

帰りに最期になるかもしれないと
覚悟を決めてお義父さんの部屋へ。

ちょうど目を覚ましていた
お義父さん。

ここ最近で一番声が
聞き取れる。

するとお義父さんが
「さっきから
 ばあさんがいるんだよ」
言ってきた。

ランも「やっぱりいるよね」

私姑「見えないよ。どこ?」
聞くとランとお義父さんが
2人揃ってお義父さんの
足元を指さした。

こんな時まで息
ピッタリな2人。

その晩、姑は仏壇に
「まだ連れて行かないで」
お願いしたそうだ。

私も
【旦那が最期のお別れできるまで
 待ってください】とお願いした。

それから2日後
旦那が会いに行ったその日の
夜にお義父さんは逝った。

みんなそれぞれの
部屋で過ごしていた。
旦那の携帯が鳴り
嫌な予感。

大絶叫の姑の声。
「息をしてないのー
 ぎゃぁーーーーっ
 どうしよーーー
 死んじゃったーー
 ぎゃーーーーーっ」
お義父さんが亡くなった。

まずはランに知らせに行く。

ランの部屋のドアを
開けようとすると
ちょうどランも部屋から
出ようとしていた。

「ジジ死んじゃった。」
泣きながらランに伝えた。

するとランが
思いもよらぬ言葉を。

次回へ続く。

では~
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す