苦手な姑から学んだ事

記事
ライフスタイル
みなさん、お疲れ様です。

バイトを始めてから帰宅時間が
遅いラン。

女の子が暗い夜道を帰るのは
心配で仕方がない。

そんな事を伝えると
「大丈夫。
 ラン凄い事考えたの。
 もし変な人が後ろを
 つけてきたら
 一歩進んで二歩下がって
 一歩進んで二歩下がる
 ように歩いたら絶対
 変な子だと思って逃げ行くと
 思うんだよね」と自信満々に
一歩進んで二歩下がりながら
言ってきた。

ランよ…
変な人は撃退できるかも
しれないけど一生家に
辿り着かないよと
思った美原ほなみです。

今日は前回の出産に
続き入院編です。

姑の愚痴多めです。

トイレの話も出ます。
苦手な方はお控えください。
【陣痛、出産、縫合
 痛みだらけの出産】

無事にランを出産し
これから楽しい入院生活と
思っていた。

実際は、子宮が元の大きさに
戻るための痛み
全身筋肉痛、縫合した部分の痛み。
食いしばりすぎて、あごも痛い。

歩くのも小股で振動が
起こらなように。
ドーナツクッションはあるが
腹筋もなくなり座るには
お尻全体に負担がかかる。
痛くて痛くて座れはしない。

横になっても、仰向けには
絶対なれない。

お見舞いがくるたび
私は立ち続ける。
食事も立食。

トイレなんて小をするのがやっと。
便器に座れないし
お腹に力を入れられないし
出すのにも「痛い痛い」
言いながら。

拭くのも縫合した部分が痛くて
大変だった。

大なんて、恐怖で出せない。
水分は母乳にとられるため
大が固めになってしまう。
余計に出せない。
産後、便秘になりやすく
なるのも仕方がないことだ。

3日目にやっと座れるようになった。

長時間は無理だけど
立食は卒業した。
漢方とプルーンジュースの
おかげで大も出すことができた。

順調に身体も回復、怖かった抜糸も
そんなに痛みはなく美味しい料理に
可愛いラン。
やっと、入院生活を
楽しむことができた。

奴(姑)が来なければ・・・・

ランを見ると
「可愛い。
 大ちゃんに(旦那に)そっくり。
 ほら、手をパーにしてるでしょ。
 賢い子よ。
 大ちゃんに似て頭が良い子よ」

17歳になったランが
旦那に似たのは認める。
ある意味賢いのも認める。
ただ引くほどおバカちゃんに
なった。
姑、見事に外したなww

以前から、彼女の悪気のない
言動にはイライラしたが
産後はますます敏感になり
声を聞くだけでも
イライラするようになった。

新生児室のランを見ながら
「絶対、母乳で育てて
 頭が良くなるから」
言ってきた。

17年以上経っても
あの言葉は忘れられない。

出産経験のある人の言葉とは思えない。

母乳出まくり、友達が1人もいない
彼女にとって母乳が
出ない人の苦しみなんて
絶対わからないんだ。

私は3人ともほぼミルクで育てた。

驚くほど母乳が出なく
乳〇が切れて母乳に血が
混ざり子供達が嫌がったからだ。

私自身も切れた乳〇を
思いっきり吸われる痛み。
頭から足の指先に電流が
走るほどの痛みに
とても耐えられなかった。

そして母の
「何悩んでんの?
 ほなみだって三か月で母乳
 嫌がってミルクで
 育ってんのよ」という
言葉に母乳をやめる
決心がついた。

でも3人とも健康に元気に育っている。

母乳だから、ミルクだからなんて
絶対に関係ない。

そんなんで子供の成長が
分けられるなら
世界中の親が苦労なんてしない。

私はケイトに将来お嫁さんが
できて、孫に恵まれることが
あったら

・出産してから病院へ行く。

・毎日行かない。

・行った時も10分で帰る。

・どうしても孫の顔が見たいときは
 新生児室だけ覗いて帰る。  

・聞かれた質問以外は自分の育児を
 押し付けない。

・食べきれない物は持って行かない。

・退院の荷物になるものは
 持って行かない。

・お嫁さんの両親の前で
 「家の孫が」って言わない。

・「可愛い孫を産んでくれて
  ありがとう」って伝える。

・「自分にもご褒美を
  買ってあげて」と
 多めにお祝いを渡す。

・絶対にセンスの悪い大量の
 ベビー服は渡さない。
と決めている。

浅く長く良好な関係を
築いていきたい。

ケイトにも今から、
「私は彼女のように
 なりたくないし
 ケイトの奥さんが
 可哀相だから
 ケイトが結婚したら
 距離を置くと思う。
 気持ちが離れるわけじゃない。

 ケイト夫婦の幸せの為に。
 もし、実家が恋しくなったら
 いつでもおいで。
 奥さんに内緒で。
 その代わり、帰りに奥さんの
 好きなスイーツでも買って
 帰るんだよ。
 外食したくなった時にでも
 連絡してきな。
 ごちそうするから。
 どんな理由でも息子家族に
 会えるのはうれしいと思うから」
伝えている。

「そんな酷い嫁とは
 結婚しないしお母さんは
 ババみたいには
 ならないから大丈夫だよ」
私を軽くディスりつつ
フォローしてくれた。

有難いことに子供達も大きくなって
姑のおかしさに気づいた。

なので私の味方でいてくれる。

旦那も子供の頃から自分の母の
癖の強さに気づいていた。

だから私の味方でいてくれた。

本心ではなくても一緒に愚痴って
くれた。

もっと姑に言ってくれと思うけど
ヒステリーで泣き叫ぶ姑には
あまり言いすぎるのも逆効果。

それに大好きなお父さん
に迷惑もかけられない。

どうして姑と結婚したのか
疑問に思うほど
優しくていつも間に入って
助けてくれた。

「可愛い孫をありがとう」って
言ってくれた。

暴走している姑を止めてくれた。

お父さんいわく昔は違ったらしい。
お父さんが若い女性と
本気な不倫をしてしまってから
姑は変わり立場が逆転
してしまったらしい。

お父さんが私に優しくするのも
味方するのも余計姑にとって
面白くないずだ。

少し姑に同情してしまう。

それに良いこともある。
元々、私は中高短大8年間
女子校生活で女の世界が得意だ。

それに姑以上に癖が強く
横柄な人を見たことがないので
職場やママの世界に
癖強めな人がいても
上手くやっていける。
逆に仲良くなっちゃうほど。

旦那もそうだし
子供達もやたら癖が強い
嫌われ者の先生に好かれる。

口うるさい近所のおばさんにも
可愛がられる。

これは、いくらしつけてもできない。

産まれもって身に着けた技だ。
そこは姑に感謝したい。
でも、姑の事は苦手だけど・・・

話がだいぶそれたが
入院生活に話戻そう。

わざわざ2駅(しかも駅から遠い)
病院にしたのは入院中に
1回エステが受けられ
退院前日にフルコースが出るからだ。

エステは最高だった。

ざらざらだった小鼻がつるつるに。

フルコースもとても美味しかった。

こうして無事に退院することができた。

そんなランも4月から高校3年生。
無事に留年することなく
進級でき一安心。

明るくてポジティブなラン。
3人の中で一番幼いラン。
不安ばっかりだったけど
ランを産んでよかった。
本当にありがとう。

こんなに長く続くと思わなかった
ランの出産のお話。
無事完結です。

キーボードを打つ手がとまらず
後半姑の話になってしまった。
(旦那から姑の愚痴を書くことを
承諾得てるので思いっきり
書きました。)


では~

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す