こんにちは。HIROです。
[この記事のポイント]今の相場環境でもおススメのエネルギー株:ネクステラ・エナジー(NEE)の優位性について理解できます。3分で読めます。
相変わらずの弱気相場で一般投資家はとても動きにくい状況だと思う。
今年の相場は、
・インフレ
・戦時下
・利上げ
この三重苦。
エネルギーセクターのネクステラ・エナジー(NEE)だ。
エネルギーセクターは景気循環で言うと、「後退」時に強いセクターだ。
現在、景気後退(リセッション)している訳ではないけれど、リセッションの懸念が多い状況であり、資金が株式から逃げている。
特に、資金の少ない弱い企業から株が売られるけれど、エネルギーセクターはそのような相場であっても買われやすい傾向がある。
昨年もコロナの巣篭もりで大きく下げた後、人の動きが回復したことで2021年は大きく株価を戻した。
また、ロシア問題でエネルギー大国のロシアの原油やガスの制限がかかったことで、2022年の年初から爆上げ状態だ。
そのようなエネルギーセクターで私が最近良いと思っている銘柄の一つを解説しようと思う。
ネクステラ・エナジー(NEE)だ。
ネクステラ・エナジー(NEE)ってどんな企業?
・風力、太陽光、天然ガスによる発電。
・商業用原子力発電所も運営する持続可能エネルギーの発電・販売会社。
・風力、太陽光などのクリーンエネルギー持株会社
ビジネスとしてはこんな感じ。
NEE は、米国で最も優れた電力会社の 1 つで、2021 年末時点で 525 万以上の法人、消費者、産業界の顧客を抱えている。
株価推移
まず5年間の推移をS&P500連動ETFのVOOと比較してみよう。
完全にオーバーパフォーム。
エネルギーセクターでS&P500を超えているのは珍しい。
つまりかなりの成長企業と言うこと。
あのエネルギー大手のシェブロン(CVX)だって、S&P500と比較すると↓
こうですからね。
オレンジがS&P500、青がCVXで昨年末までの5年間の比較。
このようにエネルギーセクターは基本的にS&P500と比べると劣後する傾向にある。
次に2021年4月からの1年間の推移を見てみよう。
直近1年だと
「なんだあんまり冴えないな・・・」
と思ったかもしれないが、今年の相場では十分投資先としてよい銘柄と思える。
ファンダメンタル分析を見ていこう。
売上高
売上高は順調に推移している。
利益率も16.8%と優秀だ。
EPS(一株当たりの利益)
ポイントは一度落としている利益を2020年→2021年で回復させてきていること。
第 4 四半期の調整後利益は 8 億 1400 万ドルで、1株当たり 41 セント。
これは、前年同期の 7億 8500 万ドル(1 株当り 40 セント)から 3.7%の増加だ。
株主還元性(自社株買い状況)
自社株買いはほぼ行っておらず、むしろ発行株数増やしてる。
この点はちょっとマイナス。
株主還元性(配当性)
配当性に関してはかなり良くなっている。
NEE の経営陣は四半期配当を 10%引き上げ、1 株当たり 42.5 セントとしたばかりだ。
また、少なくとも 2024 年まで毎年 10%の増配を継続する予定とされているぞ。
CF(キャッシュフロー)
手許現金が潤沢かどうかはその企業の体力であるキャッシュフローを見てみよう。
営業CFは少し落としているが、投資は継続して行われていることが分かる。
今後の見通し
2021 年に電力各種インフラに160 億ドルという巨額を投じて投資する計画であること明らかにしている。
さらに、2022 年および 2023年の修正利益見通しを上方修正している。
こういったことから今のエネルギー不足の状況やインフレ、利上げ懸念と言うエネルギーセクターが後押しされる状況を見ても、成長していく可能性が高いと考えられる。
それでは良い投資を!
高いリターンを得られることを祈っております!
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私は投資歴7年、平均年間利回りは20%以上。
主にサクソバンク証券で運用しています。
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これをコンセプトに正しい投資知識を広めるために活動しており、
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