インフレとの闘いは続くのか・・・

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マネー・副業
注目のCPIが発表になりましたね。数字の評価はともかくとして、マーケットの動きとしては最初はドル安、次に円安、またもドル安・・・と、風見鶏が首の向きを頻繁に変えるような感じに私には見えました。
こういう時は恐らく取引終了を待って、あるいは取引終了間近になってみないと、最終的な通貨の強弱は分からないのでは・・・と思いました。

そして、結局どうなったのかと言うと、「円安+ドル安」ですね。
対円は陽線で上伸、対ドルも陽線で上伸となりました。そして、円とドルの対比で言えば、ドル円は陽線で上伸、つまり、「一番弱い通貨は円」ということになります。1日だけの動きで言えば対ドルで見るといずれも陽線でドルよりも強いわけで、円を売って買う対象としてはオージーあるいはポンドがよいのかなと思わなくもないのですが、個人的にはドル円の上値余地が大きいのではないかと考えました。それは、ドル円のチャートが6日の戻り高値を越えてきたからです。

もちろん、ポンド円もオージー円も昨年12月の水準まで戻してきていますので、こちらも有望ではあるのですが。
ということで、なぜアメリカのCPIが発表になって円が売られるのか、そのメカニズムは私にはよく分かりませんが、マーケットがそのような動きを見せた以上は仮にこれがトレンド性を伴った動きに発展する可能性を考えると、やはり対円で売り先行スタンスを取るというのがオーソドックスなストラテジーになるような気がします。

それにしても、アメリカのインフレはなかなか収まりませんね。
これだけ金利を引き上げても、まだコアで5%以上のインフレ・・・
まだ少しインフレとの戦いが続きそうな雰囲気になってきましたね。
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