こんににちは、あおの化粧品です。
みなさん、クレンジングを使うとき、
「乳化させてから洗い流してください」
ということを耳にしたことはありませんか??
「聞いたことない」
という方もいるかと思います。
では、乳液やクリームって、白く濁っていますよね??
あれは実は
乳化されているから白く濁っているんです!
クレンジングのような洗い流すタイプの化粧品にとっても、
乳液、クリームのような洗い流さないタイプの化粧品にとっても
乳化はとても重要なんです!
今回はそんな乳化の役割についてお話します!
乳化とは
以下のように定義づけされています。
水と油のように溶けあわないものを混ぜ合わせること(日本化粧品検定1級対策テキストより)
ということで、どんな化粧品に「乳化」が使われているかというと、
乳液やクリーム
となります。
どちらも白く濁っていますよね!
またどちらもみずみずしくなく、こっくりしたものが多いですよね!
それは油性成分が多く含まれているからで、
肌に塗布することで、肌の水分が蒸発するのを防いでくれているんです♪
では、
「クレンジングオイルは白く濁ってないけどどこで乳化するの?」
とお思いの方もいるかと思います。
クレンジングは
「ファンデーションマスカラなどのメイクを落とすこと」を目的としています。
クレンジングについてはこちらの記事をご覧ください♪
クレンジングオイルの場合、以下のステップでメイクなどに含まれる油分を落とします。
①クレンジングオイルに含まれる油性成分でメイクを浮かせる
②少量の水を肌に乗せて白く濁らせ、油と水をなじませる
③大量の水で洗い流す
上記の②の段階で乳化が発生しているんです!
なので、
乳化にはある程度多くの油性成分が必要となるので、
クレンジングジェルや、同じように洗い流すタイプの化粧品である洗顔には
油性成分の量がクレンジングオイルに比べて少ないので乳化は起きません。
乳化で水と油を混ぜ合わせられない代わりに、
「界面活性剤」というジャンルの成分によって洗い流すことができています!
界面活性剤についてはこちらの記事をご覧ください♪
いかがでしょうか。
乳化によって、肌の保湿、肌の汚れを取り除くことができるんです!
乳化のおかげで肌のキレイが保たれているといっても過言ではありません!
、、、そんなことを頭の片隅において化粧品を使ってみてほしいと思ってます(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今後も化粧品メーカー勤務ならではの知識を発信していきます!