衆議院選挙から学ぶべきこと

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 2週間前の衆議院選挙は、2つの意味で私の予想通りでした。
 1つは誰しもが予想できたし当たり前やんというのが日本維新の会の躍進ですね。4倍弱だからびっくりですが、旧大阪府民の私から見ると、維新の会のような素晴らしい政党ができたのだからうらやましい限りです(私は1999年までは大阪府民だったので、地元の市も公務員の中でアカン人多かったです・・・。特に教員が(これについては気が向けば書いてみたいと思います))。意識改革で、良くなるのかと、奈良も見習ってほしいです。
 もう1つは、野党共闘したグループは、やっぱりなという感じで惨敗していたことです(自民党は負けなかったとも言えますが)。一部のマスコミでは、自民党が半分いくか否かなんて言っていたけど、そんなはずないやんと思いましたね。今回はなぜ野党共闘が負けたのか、そこから学ぶべきことは何かについて書いてみます。
 はっきりというと「有権者はバカじゃないよ」ですね。考えの違うグループ同士が票欲しさや勝てる確率を増やしたいだけで共闘しているのが誰が見ても明白です。これは、大阪府の知事選挙や市長選挙、そして東京都知事選でも実証済みなのにね。仮に、野党共闘が大勝したり、松井さんや吉村さんが敗北したりした後、組んだ人たちってどうやって議会仕切るんだろうなぁ。想像するだけで怖いような気がします。
 無理やり作った派閥って、結局はボロがでてきます。それは、一般の仕事も同じことが言えます。特定の人を蹴落とそうと、その他諸々の職員が派閥組んでその人をディスって追い払ったところで、最後に待ち構えるのは地獄です。仮にその人しかできない仕事があった場合は、引継ぎもしてもらえないまま、追い出した人たちがしなければいけません。
 これは、介護の職場でも、残念ながら少なくないと聞きますし、そういう人って何のために仕事してるのかな。利用者ファーストとは程遠いし、そういう事業所って、「職員の考えている事が正解(顔色を見て正解を導き出す)」と誤学習する利用者が絶対に増えてきます。施設の雰囲気も無論よくないはず。こうやって、利用者が潰れていく。そして、潰れた状態を修復するのも派閥組んだ人達の仕事になるはずだが、それもできない。泥沼状態になりますよね。派閥組んだ人達が路頭に迷うのは因果応報だから構いませんが、利用者ならびにそのご家族様はたまったものじゃないです。
 一方で、前向きに国をよくしていきたい、会社をよくしていきたいといった連携は素晴らしいと思うので、なぁなぁじゃなくて是々非々の姿勢で日々過ごして頂ければと思います(もちろん、私もですが)。前向きなぶつかり合いは上等です!考えが違っていたりするけどいいアイデアをもった人とか、大切ですよ。介護の仕事やってる方も、一見さん(縁故採用じゃない人のことね)の個性をまず尊重して、評価するのは支援にあたって最低でも3カ月~半年くらいですよ。



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