簿記3・2級の勘定科目の覚え方① 【コツをアドバイス】

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✅はじめに_勘定科目が覚えられない方へ

簿記3・2級で勘定科目が多くて覚えきれない方へ。
仕訳の覚え方のコツや解き方のコツを教えます!


初見の仕訳やうろ覚えの仕訳の暗記or解くときのコツをお教えします。

正直なところ、テキストに載っている仕訳を丸暗記するのは現実的ではないです。ほかの授業・科目もあるので、覚える量は減らしたいですね。

試験直前や試験中に1点でも成績を上げたいという人は、ぜひご覧ください。

何回かに分けて勘定科目の覚え方を書いていきます。

✅1.簿記入門者へ まずは2つの仕訳を覚えてみましょう

最低限の仕訳を覚えて、雪だるま式に仕訳を考えていくのが効率が良いです。
まずは、次のふたつの仕訳を覚えましょう。

資産、費用、収益の関係を把握するための仕訳です。

・仕入(費用)/現金(資産)

・現金(資産)/売上(収益)

この二つを基準に仕訳を考えるのが分かりやすいと思います。

特に現金の位置をまず覚え、その反対側にもう一つの勘定をかく、というイメージです。

「資産が増えるのが左」です。資産が減ったら逆(右)です。

他の仕訳のときも資産(現金など)から考えるのがわかりやすいですね。

一方、負債が増えたら、「資産が増える(左)」の逆なので右です。 

そのときそのときで判断できることも多いです。

試験本番でも、資産、負債(現物系、イメージしやすい方)を先に欄を埋めて、もう片方は残りだ、とすると覚える量が少なくて済みます。

✅2.具体例① 購入(費用)編

例えば、商品仕入100を現金で支払った(商品100を現金で仕入れた)、という仕訳を書くときは、

①□□/現金100
②仕入100/現金100 の順で書いてみましょう。 

資産ならどちらに来るか、比較的わかりやすいためです。最初にわかる方を埋めて、次に借方・貸方の残っている方を埋めるイメージです。

現金が減る=貸方(右)に書く、というイメージはしやすいはずです。

借方には、現金が減った理由(仕入)を書きます。

✅3.具体例② 売上(収益)編


商品を200円で売り、現金で受け取ったときの仕訳を書くときは、

①現金200/□□
②現金200/売上200 の順で書いてみましょう。

現金が増えたので借方(左)ですね。

反対側の貸方に、現金が増えた理由(売上)を書きます。

✅さいごに


丸暗記で覚えるのではなく、効率的に理解しながら覚えると効率的に、忘れずに勉強できますね。

次回以降も引き続き、効率的な勘定科目の覚え方を解説してきます。

お楽しみに!

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