ハマってしまう刺激、【引き金】

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ご覧くださっているみなさま、こんにちは。
ゆうです。
所要でしばらく更新ができていませんでしたが、また無理のないペースで更新をしていきたいと思います。
梅雨も明け、暑い日が続きますね(-_-;)
こう暑い日が続くと、キンキンに冷えたビールが飲みたくなってしまいます。
冷やしておいたグラスにビールを注いで、おいしいおつまみと一緒に流し込む…想像しただけでお酒を飲める夜が待ち遠しくなります。
今回はこの”お酒が飲みたくなる”ことをテーマに記事を書いていこうと思います。

お酒は本来摂取しなくても生きていくことができる"嗜好品"ですが、『お酒を飲む』という行動パターンは、生活の中に後天的に染みついたものです。
お酒は二十歳から飲むことができるようになりますが、『お酒を飲む』という行動が身についていくまでには、例えば「職場の飲み会で先輩から毎回勧められて飲むようになった」「親の晩酌姿を見て、何となく飲むようになった」など、お酒が身近な存在になることに伴って、様々な状況や過程から飲むようになると思います(もちろんそういった状況であっても、お酒を飲まれない方もいると思いますが)。
後天的に身についた『お酒を飲む』という行動は、その人それぞれにある、お酒を飲む行動を導く刺激である【引き金】によって引き起こされています。
今回はこの【引き金】という言葉について詳しく考えていきましょう。

【引き金】には【①外的な引き金】と【②内的な引き金】があります。
まず【①外的な引き金】ですが、これは人・場所・時間・物などの自分以外の外部が影響して、”お酒を飲む行動につながってしまう刺激”のことを指します。
もちろん人にもよりますが、例を挙げるとすると、
 ・人(「この人といるとお酒を飲みたくなる」):
   職場の酒飲みの同僚、地元にいる友人、晩酌をする親 など
 ・場所(「この場所にいるとお酒を飲みたくなる」):
   行きつけの居酒屋・Bar、リビング、野球場、コンビニのお酒コーナー など
 ・時間(「このタイミングはお酒を飲みたくなる」):
   仕事終わりの夕食時、休みの日、好きな球団の試合中、結婚式 など
 ・物(「これがあるとお酒を飲みたくなる」):
   いつも飲んでいるグラスジョッキ、焼き鳥 など
上記が【①外的な引き金】になると思います。

つづいて【②内的な引き金】ですが、これは【外的な引き金】とは反対に自分の感情など、自分の中にあるものが影響して、”お酒を飲む行動につながってしまう刺激”のことを指します。
こちらも例を挙げるとすると、
 ・感情(こんな気持ちになっているとお酒を飲みたくなる」): 
  さみしいとき、イライラしているとき、気分が高まっているとき、楽しいとき など
上記が【②内的な引き金】になると思います。
またアルコール依存として病院にかかる方の多くに当てはまる【引き金】として、HALTという概念があるので、こちらも併せてご紹介したいと思います。
これは【内的な引き金】に近いもので、それらを表す英単語の頭文字を取っています。
 ・H:Hungry(空腹感があるとき)
 ・A:Angry(怒りを感じているとき)
 ・L:Lonely(孤独感を感じているとき)
 ・T:Tired(疲労感を感じているとき)
上記のタイミングは、お酒を飲みたくなりやすいと言われています。
個人的にはH(Hungry)以外は、アルコールだけでなくほかの嗜好品や依存対象にも当てはまると感じています。
特にこのHALTのタイミングはお酒を飲みたくなる、かつ飲みすぎてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

何気なく「お酒が飲みたい」と感じているときも、実は様々な刺激によってお酒が飲みたくなっているのかもしれません。
先ほど私が「キンキンに冷えたビールが飲みたくなって」いたと記載していました。
この記事を記載している私の引き金を整理してみると、『気温が暑い』『仕事が休み』『窓から焼き鳥屋さんが見える』などの【外側の引き金】と、趣味を行った後の『楽しい気持ち』から、「お酒が飲みたい」と思ったのかもしれません。

ついついお酒をはじめとする嗜好品や、依存対象は自分の意図しないかたちでその欲求が高まってしまうことがあります。
自分がどんなときに、どういう引き金でのめり込んでしまうかを知っておくと、嗜好品や依存対象との距離を冷静に考えることができます。
余裕があればで構いませんので、「自分の引き金って何だろう?」と考えてみると、いざというときに役立つかもしれませんね。
もし自分一人では考えられない、という方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください(^^)
暑い日が続きますので、引き続きどうぞご自愛くださいね。

ゆう
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