中小企業経営のための情報発信ブログ197:やめるべき行動

記事
ビジネス・マーケティング
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
コロナ禍で不透明な時代、少しでも自分のキャリアをアップさせたいと頑張っている人は多いと思います。キャリアアップするには、これまでとは違う習慣やルーティンで時間を確保するが必要がありますが、それ以上に重要なことは、自分の足を引っ張るような行動をやめるべきだということです。多くの人は、無意識のうちに自分の足を引っ張るような行動を取っています。
先日、やめるべき口癖について書きました。今日は、やめるべき、自分の足を引っ張る行動について書きます。
1.自分自身に否定的なストーリーを語りかける
 人間はついつい否定的な考えやポジティブな思考が頭をもたげてきます。それらの言葉は、知らず知らずのうちに潜在意識にしみこんで、繰り返し再生されます。
 言葉にはパワーがあります。自分に制限を課すような否定的な言葉を使ってはいけません。そうした否定的な言葉やネガティブは思考が自分の足を引っ張ってしまいます。常に肯定的な言葉やポジティブな思考を試みるべきです。
 考えるすべての思考、口にするすべての言葉は、一つの暗示として作用します。否定的なことを考えたり、自分を見下す発言をしたりするたびに、実際にそれを自分の真実として宣言しているのです。肯定的な思考や発言をすれば、肯定的・ポジティブな人間と宣言するのと同じです。必要なことは、自分を鼓舞し持ち上げてくれる肯定的な暗示となる言葉を考えだし、常にそれを唱え宣言することです。
2.頼まれ事をすべて引き受ける
 人当たりが良く誰にでも親切な人は、得てしてどのような頼まれ事でも引き受けてしまいます。こうした人は本当にいい人ですが、それによって、自分の貴重な時間を奪われ、自分の成長の機会をも失わせてしまうことになります。 本当はやりたくなかったことや、自分にとって無益なことは、心を鬼にでもして断るべきなのです。イエスマンになるのではなく、「ノー」といえるの人間になることです。何に「イエス」と言い、何に「ノー」と言うのかを意図的に選択できなくてはなりません。要は、優先順位を決め、シンプルにすることが自分の時間を確保する手段です。優先順位を決めてやるべき事に集中すれば、キャリアアップのための時間を確保できます。
3.手本にならない人からアドバイスをもらっている
 お節介なアドバイスを押しつけてくる人は多いのですが、それに従う必要は全くありません。何をどうするべきか、あれこれ言ってくる人はいますが、あなたが目指しているところにたどり着いたことのない人ややりたいことを達成したことのない人のアドバイスは、聞いても意味がありません。
 自分も是非そうなりたいと思える人のアドバイスが重要です。そういう人にアドバイスを求めるべきです。なぜなら、その人がたどってきた過程から何かを学び、今後の自分の歩みに取り入れることができるからです。
4.自分の目標と一致しない環境に身を置く
 友人や同僚、場所や環境、ライフスタイルといった自分を取り巻く環境は、良くも悪くも、想像を遙かに超えた大きな影響を及ぼします。自分の目標と一致しない環境に身を置いていたのでは、目標達成は極めて困難です。
 ともに過ごす人や取り組んでいる活動や取り巻く環境を常に意識しなければなりません。自分の周りの環境が、これまでやってきたことだけでなく、これからやりたいことにも役立つかどうか、常に考えることです。本当の成長とは、自分の過去ではなく、これから進む未来に影響されて生まれるものです。自分の目標に合わせて、これからの未来に付き合う人や環境を変えていく必要があるのです。
5.完璧を目指す
 完璧を目指そうとする人は多いです。しかし、完璧というものは存在しません。先日も書きましたが、100点を目指す必要はなく70点でいいのです。70点を持続し続けることが大切です。
 「完璧な状況が整ったら行動を起こす」と考えているひともいます。これは、自分ではどうすることもできない外部の力に委ねているだけです。それは、先延ばしの言い訳にしか過ぎません。キャリアアップを目指すならまずは行動を起こすことです。必要なのは完璧ではなく前進です。
キャリアアップを目指し、人間的に成長するためには、常に肯定的・ポジティブな姿勢でまずは行動を起こすことです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す