大人婚活のすすめ PART3ハッピーエンドへの心得

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コラム
前回の大人婚活のすすめPART2では、21世紀のライフステージを物語になぞらえて私流にプロローグ→クライマックス→エピローグと位置づけ、大人婚活世代の人生のエピローグ期にこその共に生きるパートナーの存在意義についてセカンドキャリアアドバイザーの視点からお伝えしました。

今回は大人婚活で得たパートナーと共に人生のエピローグを幸せにそしてハッピーエンドを迎えるための心得をお話ししたいと思います。
心得1:婚活の動機や目的を明確化する
パートナーの存在そのものが自分自身の生きる意味や価値を感じさせてくれることは間違いないと思いますし、人生のエピローグをひとりよりふたりで協力して生きる方が何かと心強いと思います。しかし、それだけではなく現実的かつ具体的に相手に求めることを明確にしておきましょう。
参考までに結婚相談所勤務時代に見聞きした中で多かった大人世代の婚活の動機や目的を単純化すると女性はA子さんタイプとB子さんタイプ、男性は女性ほどはっきりと分類できないのですが、C男さんタイプとD男さんタイプに分けることができます。

A子:老後の生活資金が不安(動機)なので男性の経済力に頼りたい(目的)
B子:自立して生きてきたが、定年後を思うと寂しい(動機)精神的な支えが欲しい(目的)
C男:年々家事が苦痛になってきたし食事も味気ない(動機)手料理も食べたいし生活に華やぎがほしい(目的)
D男:近頃ひとりで旅行に行っても寂しく感じる(動機)パートナーと仲良く支えあい旅行なども楽しみたい(目的)

心得2:自分が相手にしてあげられることを明確化する
婚活の動機や目的、相手に求めることを明確にしたら、今度は自分が相手のために何ができるのかを明確化してみましょう。
例えばA子さんなら外で働くことはもうしたくないけれども家事は嫌いじゃないし、おいしい料理を作ってあげられるとか、C男さんなら家もあるし、貯蓄も老後の心配はせずふたりでやっていけるとか。

あなたならこの4人をマッチングするとしたら、どう組み合わせますか?
実際のマッチングはそんなに単純ではありませんが、シンプルに考えてA子さんとC男さん、B子さんとD男さんならうまく行きそうですよね。

心得3:ハッピーエンドのエンドから考える
今より幸せになりたいからこその婚活なのですが、何を幸せと感じるかは人によって少しずつ違っていると思います。人生のエピローグを共に生きるパートナーを得て、そこから新たにストーリーが展開していくのですが、ストーリーには必ず終わりが来ます。もちろん人生何が起きるかは予測不能ではあります。私自身もまさかの展開は何度も経験してきました。けれども、敢えて言うなら「だからこそ」自分が今後の人生をどう生きたいのか、そしてどう閉じたいのかを考える必要があると感じています。
あなたの人生をどう閉じたいかがあなたにとってのハッピーエンドです。

心得1心得2でお伝えしたことと矛盾すると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハッピーエンドは相手ではなく自分次第なのです。
解説すると、心得1では自分が相手から与えられること、心得2では自分が相手に与えることを明確化することでパートナーとの暮らし方を具体的にイメージすることができます。
そして心得3では与え与えられつつも今後の人生を主体性をもって生きることで自立した大人どうしのふたりが協力し合いお互いの人生のエピローグを充実させることができるのではないかということです。

他人任せでなく主体的に・・・あなたがあなたの人生の主人公なのですから。

そうしてハッピーエンドを迎えるその日までをパートナーと手を携え支え合って共に生きられたら素敵じゃないでしょうか?

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