自己紹介
皆さん初めまして。地方国立大学の理系大学生(1年)です。
初めて執筆するブログで何を書けばいいのか考えた結果、僕の失敗に失敗を重ねた人生について紹介していきたいと思います。
文章へたくそなんで、うまく汲み取っていただきたいと思います(笑)
高校生(入学当初編)
小学校・中学校時代はありきたりな生活をしていたので、端折りますね。
僕が入学した場所は、私立の男子校で特別進学コースという場所でした。
そのコースは、僕が入学した年度に開設され、主に勉強を重視した場所でした。
高校入試では、公立高校を志望していましたが、学力的にも内申点的にもだめだめだったため、すでに受かっていた私立2校を選ぶことになります。
そこで選んだのが、男子校。
特別進学コースを受験した僕は、当初何も下調べせずに受験したため、どのようなコースで、どんな人が集まるのかも全く分からずでした。
そしていざ入学してみると、そのコースシステムに愕然しました。
「勉強しか勝たん!」「部活はほぼ参加できないです!」「放課後講習あり!」「偏差値60以上は当たり前!」
泣きそうになりました。「高校3年間、男しかいない中で勉強しかできないのか?」と。
いざ高校生活が始まると苦痛なもので、朝は6時半に起きてその日ある小テストの勉強、夕方は放課後講習6時まで、帰ってからは課題や次の日の予習・復習。
睡眠時間は基本的に5時間半とかで、フラフラになりながら通っていました。
さらに、周りは県内の偏差値65以上の高校の受験者ばっかりだったので、勉強の面でかなりのアドバンテージを抱えていたこともあり、補習も当たり前でした。
死にたくなりましたが、努力しないとついていけないことを悟り、一年の時から勉強する習慣を始めます。
高校生(高校生活編)
しかしいくら勉強しても、もともと頭がいい奴らも努力をしているので、到底勝てるわけがなく、定期テストでも模試でもいつも最下位。
自分の限界を悟りました。
でも自分の成長は少しずつ感じてはいました。
「勉強すればもっと伸びるぞ」
そう思った僕は、ひとつある実験をしました。
それは、ある日突然目覚めた「数学」にひたすら時間を注いで、どれほど成績が伸びるのか?
参考書やワークをひたすら何周もして、ほかの教科をおろそかにするほどやりこみました。
すると、2年生になりマーク模試が本格的に始まったころ、とある予備校の模試を受験しました。
その模試の数学Ⅱ・B。
僕はなんと学年2位になりました。
すごくうれしかった。
本気で勉強すると結果はついてくるとわかりました。迷信でも何でもないと。
そこからのモチベーションは非常に高かったですが、そこで足を引っ張ってきたのが数学以外の教科。
数学以外に勉強をしてこなかったため、あまりにも悲惨な結果になり、モチベーションは徐々に削られていき、3年生になったころには完全にモチベーションは0。
行きたい大学の判定は絶望的で、行きたかった数学科の判定なんてなおさら。
そうしたモチベーションを切り替えられることはなく、3年生の生活が過ぎ、僕たちの代で最後になったセンター試験を迎えます。
高校生(受験期編)
モチベーションが低下した状態でも、しっかりほかの教科も勉強し、模試でも地方国公立の判定は高く出るほどにはなっていたので、自身をもって挑みました。
しかし、昔から緊張しやすく本番に弱い僕は、頭が真っ白になります。
「爆死したw」
なんかもう吹っ切れていました。
だけどまだ二次試験(記述)がある!
センター試験から1か月間、ひたすら数学と物理と英語を勉強しました。
僕の受けた大学は数学と物理と英語だけでよかったので、ひたすらやりこみまいした。(私立は願書出さなかったのでw)
そして迎えた二次試験。
勉強した成果を発揮してやる!と思ったのもつかの間、センターの時と同じく頭が真っ白に。
でも自信はあったので、大丈夫だろうと思っていました。
そして、合格者発表を迎えます。
受験番号を探しに探しました。
「あれ?ないぞ?w」
結果は不合格。不思議と悲しさはありませんでした。
しかし、後悔だけが残りました。
家は貧乏だったので、なんとしても1年で国立に合格したかったという気持ちだけが心残りに。
親や先生と相談して、僕は予備校に行くことを決断します。
浪人生活編
受験に落ち、僕ばとある大手予備校に通うことになります。
高校生の時は、当然塾にも予備校にも通っていなかったので、予備校のシステムや実績が全く分からないままでした。
いざ通ってみると、講師の方々の教え方やその予備校のシステムにとても感動しました。
「合格まで最後まで寄り添ってくれる!」
今となっては本当に感謝しています。
そうして質の高い授業と環境に在籍しながら過ごしました。
しかし、心の中にはいまだにセンター試験の時の不安や、今年こそ!という気持ちが高まり、だんだんと不安になっていきました。
そうすると逆に勉強しても伸びないという現象に陥り、半ばあきらめの気持ちも芽生え始めました。
そして迎えた、初めて実施された「共通テスト」。
この共通テストは、初めてということもありさらに僕を不安にさせました。
「でも、予備校が用意した模試を受けていれば大丈夫だろう。」
しっかりと対策を練り、迎えた本番。
予備校が出した模試と傾向どころか、出題形式が違う!
絶望しました。これは終わったと。
何とか乗り切ったものの、自信はあるわけもなく、家に帰って自己採点をしました。
やはり点数が高いわけでもなく、前回のセンター試験とあまり変わらないという結果に。
「さあどうしたものか?」
翌日、予備校の担当TAの方と面談を行いますが、第一志望校は絶望的だと言われました。
「いけそうな国公立大学ってありますかね?」
訪ねてみると、なんと全く眼中になかった今通っている大学を紹介されました。
親とも相談して、「今年で決めるしかないからそこ受けるしかないよ」と念押しされました。
そうしてはじめた二次試験対策。
そこの入試は、数学と理科一科目だけでいいという願ったりかなったりの条件だったので、比較的気持ちを楽にして勉強できました。
今回は、前回と違い私立も受験したのでなおさら緊張しました。
私立受験が終わり、ひたすら家にこもり数学と選択した物理の過去問を解き続けました。
そして迎えた本番。
私立には合格していたので、比較的緊張はしませんでしたが、やはり国立の合格は親にもましてや自分も望んでいたので、少しばかりの不安があったのは事実です。
試験開始後は、思ったより頭が働き、すらすらと問題を解くことができたためかなり見直す時間ができました。
数学も物理も見直す余裕ができたため、計算ミスがないかを事細かく探し、持てる力のすべてを引き出しました。
試験終了後は、「合格するのか?」という不安がより一層増して、合格発表まで全く眠れませんでした。
そして合格発表当日。
インターネットで公開された合格者一覧表から自分の番号を親と一緒に探し回りました。
見つけた!
これは夢ではないのかと、頭が真っ白になりました。
高校入試、学生生活、大学入試ありとあらゆる失敗を経験してきたからか、涙が出てきました。
これ以上ないほどうれしかったのを覚えています。
自分の努力が報われたのか、運だったのか、そんなことはどうでもいいことでした。
最後に
僕は様々な失敗を繰り返してきて、これまでの人生に後悔しかありませんでした。
失敗があるから成長できると言われていますが、それは僕のような前例があっての言葉だから。
もしこれから受験や仕事で「失敗したくない」だとか「後悔したくない」のであれば、他人の失敗談を糧にして成功する道を選ぶべきです。
わざわざ苦しむ必要はありません。
もし失敗を経験したら、その経験を誰かの糧にしようというマインドの切り替えも大事だと考えます。
まずは僕のような失敗を避けるために、今何をするべきかを考えて行動しましょう。
そうすればきっと、後悔しない生き方ができるかもしれません。
文量の都合上かなりとんとん拍子に事が運んでいますが、こんなくだらない文章を最後までご覧いただきありがとうございました。
また読んでいただけると幸いです。