不登校がまた増えてるって!

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コラム
ちいこの保健室へようこそ!

学校の保健室の先生を29年間勤めました。



不登校、今多いですねー。
10月27日に文部科学省が公表した
小中学生の不登校は24万人だそうです。

私の体感では、クラスに1~3人くらい…
といった感じです。

コロナで学校が休校になったり
「体調が悪い時には、休んでね、
欠席扱いにしないから。」
みたいな対応が、もう2年以上続き、
休むことへのハードルが
さらに低くなった気もします。



本格的に不登校になってしまうと、
保健室とのつながりも、
ほぼなくなってしまうことが多いのですが、

不登校になりそう!
ときどき学校に来る!
不登校から学校に戻りそう!
っていうときには、必ずと言っていいくらい
保健室が関りを持つことになります。

教室には入れない生徒でも、
保健室なら行ける、ということもあります。

また、休み時間のおしゃべりやざわざわが
苦手で、休み時間ごとに
保健室に来る生徒もいます。

たまに登校してくる生徒は
まず保健室にやってきます。

学校の中で、彼らの居場所として、
「いつも保健室が開いている」
そのことが大事!
そう思って、常に入りやすい保健室を
心がけていたつもりです。




でも、です。

でも、私が学校を辞めて思ったのは、
なんで子どもだけが全員
「学校に行く!」ことを目指すのか。

大人だって、職場が
自分に合っていなければ、
辞めちゃったり、転職したり
しますよね。

でも、今のところ日本の子どもの多くが、
最終的に、学校へ行くことを目指す。
目指すようにさせられている?

これが、そもそも
時代に合わないんじゃないのかなあ…

子どもにも、もっとほかの選択肢を
与えてあげれば、
その子は「不登校」じゃなくなるよね。

ある生徒は、在宅でオンライン授業

ある生徒は、フリースクールに通う

家でお父さんお母さんと勉強をする

おうちで株の売買をして、
投資や経済の勉強をする

ピアノを一日中練習して、
世界一のピアニストになる

家族と世界一周をしながら
貴重な体験を積む

なんてのはどう?


アメリカでは、ホームスクーリングという
システムがあり、法律でも認められている
と聞きます。

日本では、まだまだホームスクーリングに
対する理解や支援制度が充実していませんが、
そのほかの教育支援の方法とともに、
今後変わっていく可能性はありそうですね。












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