CFP認定者監修【完全網羅!住宅購入前に!】住宅購入にかかる諸費用は?(分譲マンション編)

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この記事で分かること

頭金と貯蓄額はちがう!
・分譲マンション購入にかかる費用の種類・金額が分かる!
・諸費用の支払い方法が分かる!
オトクな支払い方法が分かる!
いくら準備すれば良いか分かる!

住宅ローンを申し込む際、頭金を入れたほうが入れないよりも支払総額(金利と元本の合計)は少なく済みます。
「貯金が500万円あるから、頭金も500万円です」
もしもこのような考えの方はちょっと待った!!
住宅購入には「諸費用」がローン以外に必要になります。
代表的なものはローン取扱手数料・保証料・その他印紙代や登録免許税など。

これらは原則現金での支払い(諸費用ローンや住宅ローンに上乗せ金利で対応できるものもある)になりますので、頭金予定の500万円からの支払いになります。
つまり、頭金に充てられる金額は諸費用を支払った後の金額として考えなくてはいけません。
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もう少しライフ欄的な視点で言うなら、生活防衛資金を最低3ヶ月分、できれば6ヶ月分は貯金で残しておきたいところです。そうなると頭金に充てられる金額はさらに少なく見積もるべきですね。
 では、諸費用はどのくらいの金額になるのでしょうか?
これは購入物件の属性によって若干異なります。属性は注文住宅・建売住宅・新築分譲マンション・中古住宅に分かれています。
今回は分譲マンションの諸費用について詳しく、わかりやすく解説していきます。

分譲マンションにかかる諸費用

1,ローン取扱手数料(事務手数料)
金融機関により「ローン取扱手数料」や「事務手数料」「融資手数料」といったように表記方法が異なります。
支払い金額の決定方法には定額式・定率式とあります。
定額式:2~6万円といったように融資金額に関係なく手数料が決まっている
定率式:融資金額の◯◯%といったように融資金額に比例して手数料が高くなる(現在は2.2%が多く採用されています)
一見すると定額式がオトクそうですが、定率法採用のローンよりも高めの金利が設定されているところがほとんどです。
自分たちが借り入れる予定金額でシュミレーションをして、ローン本体に組み入れても支払いが困難にならないか、よく検討をしましょう。

保証料

住宅ローン保証会社との契約時に支払うお金です。保証会社はこの保証料を徴収することにより、万が一返済が不能になった際の保険のような役割を持ちます。
また、内枠式・外枠式に分かれています。
内枠式:借り入れの金利に上乗せするタイプ(0.2%が主流)
外枠式:借り入れ金利とは別ににし、保証料を徴収するタイプ(2.0%が主流)
なお、外枠式は一括前払いです。
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