地獄というものはありません

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龍神様にご縁をいただいているスナックママのみちるです。

特定の宗教に入信していなくとも「悪いことをすれば地獄に落ちる」という考えは私たちの心に染み付いています。
しかし、人が亡くなった後に行く世界に「地獄」というものはありません。

なぜならこの世自体が地獄だから。

毎日上司に「給料泥棒」などと怒鳴られ、長時間残業させられる人。
クラスメイトに「キモい」などと陰口を叩かれて仲間外れにされている人。
実の親に叩かれ「しつけ」と称した虐待を受けている人。


地獄ですよね。


実は死んだ後に行く「あの世」こそが私たちが本来いるべき場所です。
その世界では心の痛みを感じる事もなく、安楽に過ごす事ができます。
では今私たちが生きている「この世」は?


この世は魂を磨くための修行の場なんです。

前にも書きましたが、この世には何十回も生まれ変わった「魂20年生だけど姿は8歳の子供」もいれば、「魂3年生だけど姿は70歳の老人」も居ます。

人に暴言を吐く、しつけと称して暴力を振るうような人間は、魂年齢が幼い人です。
幼いから理不尽な行いで人の上に立とうとする。正当化しようとする。
まだ動物に近い魂だから、力でなんとかしようとする訳です。

幼いから人の痛みが分からないし、動物から転生して間もないから力がある事が正義だと思う。
正義という概念が理解できているのかも怪しいけど。

親である、上司である、夫であるという立場を利用して、力であなたを押さえ込もうとする。
ストレスの捌け口にしている。自分を肯定する材料にしている。

そんな上司、親、夫、クラスメイトに心を痛めているあなたは、少しだけ彼らより魂は大人びているものの、彼らの行いに胸を痛めるだけで何の解決法も見出そうとしない。

いじめられている。
暴言を吐かれている。
辛い。
どうして。

この状態から逃げ出そうとしない。

やっと就職できた会社だからとか、離婚したなんて世間体がとか、そこから逃げない理由を考え出している。
そんな人って多いですよね。

そんな風に悩みを解決せずにいると、ある日突然糸が切れたようになってしまう人がいます。

私は「あの世こそが私たちが本来居る場所」と書きましたが、寿命を真っ当せずに勝手にあの世に行こうとしても本来の場所へは戻ることはできません。

この世とあの世の間に「あいまいな世界」があるからです。

あの世に行く事もできず、この世に戻ろうにも肉体はない。
そんな中途半端な魂がたむろしている場所というのがあるのです。いわゆる幽霊がたむろしている場所です。
自死すれば長いことその暗い場所にいなくてはなりません。


この世でうまくいかないからといって、人をうらやんだりうらみに思ったり。
自分が可哀想なのは誰かのせい、と思う。
子供に振り回されているだけにすぎないのに。
そんなふうに自分を憐んで誰かのせいにする事が、修行に役立つこととは思えませんよね?


辛い目に遭ったらその場に立ち止まらずに、どうしたら解決できるのか考えましょう。

こんなことを気に病むのは自分の修行が足りないからと反省し、強くなる。
相手のレベルが低いだけだから気にしない。やりすごす。
段階を踏んで解決する。
いっそのこと逃げる。
復讐する。

ちょっと考えただけでもこれだけの解決法があります。


私は派遣社員で働いていた時、先輩に毎日「何やってんの!」「いい加減にして!」と怒鳴られるので、そのたびに
「えっ。この仕事は課長に言われたんですが、何か不都合ありますか?」とか「いい加減にはしてませんがどこが悪かったんですか?」と相手を追いかけて問い詰めたりしていました。
向こうが応えてくれたことはほとんどなかったですけどね。
最終的に派遣事務所にチクリに行ったところ、その人はクビになりました。

また、最初の夫が若い女性と浮気して家に帰ってこなくなった時、私は夫がいない時に向こうの女性に会いに行き、
「あなたのせいで離婚するが夫は慰謝料400万円払うと言っている。私はあなたからも同額もらうつもりだが二人で800万円も払えるのか? それだけの覚悟があるのか?」
と聞きました。
女性は去り、夫は家に戻ってきましたが、私は夫を捨てました。


あなたが辛いと思っていることは、あなたの今生での課題です。
ひるまず強くなりましょう。











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