兵法を生かしたアドバイスをします。
と、マイページを立ち上げ、何年が経過したのか・・・・。
忘れてしまいました!(笑)
依頼はまだありません。
このまま放っておいては、
このページがインターネット上でのゴミになってしまう!
こと、請け合いなので、
とりとめもなく、兵法のこと、書いてみることにしました。
読んでもらえるか、いや、目に止めてもらえるか、
それさえわかりませんが、
何もしないよりはましでしょう。
では、始めたいと思います。
まず、私が読んだ本ですが、
「三十六計」、「六韜三略」、「孫子」です。
繰り返し、繰り返し、読みました。
その他も、読んだんですが、
みな、これに書いてあることに含まれるように思います。
自衛隊の幹部だった方が、
解説して書いた本もありました。
自衛隊は、実戦経験のない軍隊ですが、
旧日本帝国軍の流れを汲んだ世界有数の軍隊です。
その戦力は、
世界の10本指に入ると言われています。
そういうところを指揮する立場の人が書いた、
ということになると、
仇やおろそかにはできませんね。
話がそれたので、本来の道に戻します。
兵法とは?その答えは私にとって、ですが、
戦うときの合理的な勝つための方法、ということになります。
理にかなっていない方法で戦いを挑んでも、
戦力に相当な開きがなければ、勝てません。
大人が子供相手に戦っても、
相手がいい体格をしていたり、
武術を習っていたり、
武器を持っていたり、
また、こちらは一人だが、相手は大人数、
ということになれば、勝てるものではありません。
そういう、不利な状況でどう戦うか?
ということも、兵法書には書かれています。
勝ち方の例題集、みたいな側面もあります。
戦いには、「戦略」と「戦術」があって、
戦略を練る人をラインといい、
戦術を練る人をスタッフといいます。
おおよそ、どの方向に行くかをラインが決め、
分かれ道でどちらに行くかをスタッフが決める、
そう思っていただければわかりやすいと思います。
その両方を兼ね備える場合ももちろんあります。
そして、
兵法で一番大事なのは、
「戦わずして勝つ」ということなのです。
戦って勝つのは、「下」の策と考えられています。
戦うということは、双方に損害が生じます。
相手に勝って、相当な損害を出したら、
こちらが力を盛り返すまでに、
他の敵にそこを狙われて、
大敗を喫する、なんてことも当然あり得ます。
だから、損害は少なければ少ないほどいい。
旧日本軍は、
そのことをわかっている人もいたにはいたんでしょうが、
「玉砕」やら「特攻」など、
やってはいけないことをさんざん繰り返してしまいました。
指揮官の誤った判断で、
敵、味方に本来出さなくてもいい損害を出して、
敗戦を迎えてしまいました。
残念極まりないと思います。
戦争とは、外交の一種です。
こちらの言い分を聞いてもらえないのを武力に訴えたものが
「戦争」です。
戦争をするのは「戦力」ですから、
戦力=外交力
となります。
北朝鮮は、核戦力を保有しています。
だからこそ、金正恩はトランプ大統領と対等に話ができたのです。
核を保有していなかったら、
あるいは、
核開発をしていなかったら、
二人は交渉の場に臨むことはあり得なかったでしょう。
そして、核を廃棄させようと、
ぐずぐず交渉を続けていくうちに、
北朝鮮は、どんどん核兵器の開発、保有を進めていくでしょう。
ということは、戦力=外交力なので、
相手の言うことを聞かなければならなくなるかもしれません。
少なくとも、容易に手出しはできなくなります。
北朝鮮が一番味方につけたかったもの、
アメリカが一番敵に回してはいけなかったもの、
それは「時間」です。
私がリスペクトする、
諸葛亮孔明は向かうところ敵なしの、
天才軍師です。
彼に対峙したのは、
司馬懿仲達ですが、
司馬懿は、実戦では、孔明の敵ではありませんでした。
そこで司馬懿は、「戦わないこと」を戦術として選択しました。
彼は、一番味方につけたい、
「時間」を味方にしたのです。
戦わなければ、負けません。
負けなければ、滅びることはないのです。
彼は、勝利を手中にすることはできませんでしたが、
彼の子孫が「晋」を興したことを考えれば、
最も大事な勝ちを修めたと言えるのではないでしょうか。
「負けるが勝ち」とは、よく言ったものですね。
ちなみに、この言葉は、
「老子」の中に出てきます。
老子は、「項羽と劉邦」の項羽の愛妾である、
「虞美人」の墓から出土したそうで、
そのことから、
老子は兵法書である。と唱える人もいるそうです。
北朝鮮の話に戻しますが、
金正恩が、核戦力を背景に、
戦わずして勝つ、戦争をして勝ったのと同じ結果を得ようとしているところ、
やはり、並みの実力ではないと思います。」
ムンジェインが、ただの駄々っ子なのと比べれば、雲泥の差でしょう。
だから、北朝鮮は、韓国を相手にしないのでしょう。
経済力では、圧倒的に負けているとしてもです。
兵法家として、金正恩は、一流と言えるかもしれません。
不利を跳ね返して有利に持っていくところはすごい。
ただし、政治家としては無能だと思います。
国民を養って裕福にすることが彼にはできていません。
国民を豊かにできれば、彼は世界史に名を刻むことになると思います。
とりとめもなく、
話が右往左往してしまいましたが、
とりあえずここまでにしようかな?
と思います。
具体的な局面があれば、
それを打破する策を考え、
味方を勝利に導くのが兵法家です。
リスペクトしているのは、
諸葛亮孔明ですが、
本当にすごいのは、
「漢」を建国した張良や蕭何かもしれません。
それを束ねた劉邦も人物ですが。
しかし、
その前に、
中国を初めて統一した、
「秦」の始皇帝の方がすごいのか??
何がなんだかわからなくなってきました。
世界最大の帝国の基礎を作ったジンギス=カンもいるし・・・。
人類の歴史は戦いの歴史です。
これを読んでくれた方が、
次の戦い(口喧嘩でも殴り合いでも、そのほかなんでも)勝てますように。