クリスチャンとしての歩みVol.4

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 前回お伝えしたように、福音とはGood News。この世の重荷からの解放が約束されている。私が福音を信じた後、どれだけ心も肉体的にも軽くなったか。その快感は決して忘れることはできない。
 その福音を是非、日本人の方々に知っていただきたいという思いから、神様は、私を日本人コミュニティーの中に送り込んでくださったのだ。当初はましてや採用されるはずもない私がとどまらせていただくことができたのも、主なる神様のお計らいであったのではと思わされる。また神様の福音を届けるために。
 まさか残りの5年になるとは思ってもいなかったこのイスラム国最後の期間。久しぶりの日本人コミュニティー、日本語を使ったお仕事、新たな出会いの中、希望を与えてくださっていたのは私の父なる神。私がクリスチャンと知って興味を持ってきた人達、聖書について語れる時間も与えられた。イスラム教徒の違い、クリスチャンになったきっかけを話すこともあった。勿論、職場にはイスラム教徒の同僚もいたが、聖書の事をお話しすることもあった。何人の日本人の方々が入れ替わり、その都度機会が与えられただろうか。時にはさよならのメッセージに、み言葉やクリスチャンソングを加えて、ビデオを送ったこともあった。
 福音を伝えることは地道な作業。農家の種まきと同じだ。蒔かれた種に、神様が肥料、水やりの手助けをしてくださるのだ。いつの日か、その種から芽が出て、その芽が敵から守られ、太陽に向かって成長し、立派な木となり、たくさんの恵みの実を成らせるまで。私たちの心にもその成長した木があり、心の中に恵みの実をならせることが、意味のある最高の人生となっていくのだ。人間が自分たちの力でその実を成らせることはできない。できたとしても一時的だ。だからこそ神様の御力が必要で、どれだけ自分がその御力に頼ることができるのかが大事なのである。この神様が手掛けてくださっている9つの実を最後に紹介しよう。
 そして、見えないものが見えるようになること。それは福音を信じた時から起こるのだ。私たちを創造してくださった父なる神のもとに戻ったときに、偉大なる大きな祝福が約束されているのだ。この世には存在しない最高のギフト。この素晴らしいギフトを聖書から学んでほしい。朽ちる者が朽ちない者になるために。
 最後の5年が十分に神様に用いられたのだろうか。いや、十分ではなくても、神様は次の目的地を用意しておられた。それは自分の生まれ故郷に戻ること。でも、今までとは違った。以前は戻りたいとも思わなかったところに、今度は派遣されたようにこの地へ降り立った。果たしてどんなことが待ち構えているのだろうか。この日本の地に、主である神がリバイバルを起こしてくださることを信じて。

ガラテヤ人への手紙
5:5 私たちは、義とされる望みの実現を、信仰により、御霊によって待ち望んでいるのですから。
5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、5:23 柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。

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