神の恵み Vol.1
記事学び
日々の生活中で、私たちが数えきれないほどの大きな恵みを毎日、感じられているのだろうか。特に日本の多忙な世界、仕事に追われて家族との時間がなかったり、何かをしていなければ落ち着かない、ゲームやパソコンと過ごすばかりの時間。日本では、この偉大なる恵みへの恩恵が忘れられつつあるのではないだろうか。
神の恵みとは一言で言えば、最も偉大な宝物を最も価値のない者―つまり私たちすべて―に与えてくださること。そして、そこに一般の恵みと信じる者に与えられる恵みが存在している。
一般の恵みとはつまり、この世の誰もが受けているもの、それは私達の生活の中で見せられているもの、これなくしては生きていかれないもの、与えられているもの、食事をするのに必要な食べ物、それを購入するお金、食物になる木々や植物、それを養うための環境、自然、私達の目に見える全てがそれだ。この恵みに感謝がしきれているだろうか。そして、人間がそれらを支配、管理できるようにしてくださった創造主がいるのだ。
創世記1章27－30節
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」神は仰せられた。「見よ。わたしは、全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶすべての木をあなたがたに与える。それがあなたがたの食物となる。また、地のすべての獣、空のすべての鳥、地をはうすべてのもので、いのちの息のあるもののために、食物として、すべての緑の草を与える。」
このみ言葉には、神の愛がぎっしりと詰まっている。そして、神の豊かな恵みと祝福が詰まっているのだ。神が言葉を発したことは、現在までもその約束が続いている。なんとも素晴らしい恵みなのだろうか。そして、現在に至るまで、神が約束してくださったことは成就している。この世で人間が必要なものを得ることができる力、知恵、知識、全てを与えてくださっているのはこの創造主である神なのだ。また、神は人間だけにその恵みを与えているのではない、全てのこの世の生き物にも、生きるための恵みを与えてくださっているのだ。そして、この世のバランスが保たれている。保たれていることも大きな恵みなのだ。
この神の愛は、人間の想像をはるかに超えている。そして、この愛の恵みは永遠に、その時が来るまで守られ続けている。そして、その時まで、これ以上の恵みをあなたは受け取る覚悟はできているだろうか。是非、この世以上の恵みを受け取っていただきたい。
『アメイジング・グレイス』（Amazing Grace）
驚くばかりの神の恵み
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる
神の恵みこそが
私の恐れる心を諭し
その恐れから
心を解き放ち給う
信じる事を始めたその時の
神の恵みのなんと尊いことか
これまで数多くの危機や苦しみ
誘惑があったが
私を救い導きたもうたのは
他でもない神の恵みであった
