ビジネスモデル紹介vol3_キューピー

記事
ビジネス・マーケティング

📚はじめに

 キューピーと言えば、、脳内で3分クッキングが再生されますね!
今や、「マヨネーズといえばキューピー」という地位を築いていますが、ここに至るまでどのような苦悩や戦略があったのでしょうか?

キューピーは、マヨネーズ以外にも卵全般に関わる事業を展開しています。例えば、卵の成分を薬に応用したり、殻をチョークにしたりといった具合です。
どの商品を取り上げるか迷いましたが、キューピーの主力商品の「マヨネーズ」に絞ってお伝えしていきます!

📚ビジネスモデル紹介

キューピー.PNG

 キューピーの顧客(CS)は、マヨネーズにおいしさと安心感を求める主婦となります。
 キューピー創業当初、日本ではマヨネーズが広まっていなかったので、顧客になかなか浸透させられませんでした。
そこで、
①味へのこだわり
②定期的な新聞広告
③調理方法の紹介
 を行い、マヨネーズを顧客に届けていきました。

味については、卵の黄身のみを使うことで、コクを出すことに成功しました。(西洋のマヨネーズは白身も使用)。また、日本人の好みに合うような味に改善することで、顧客を獲得していきました。
広告方法(CH)において意識したのは、「定期的に」新聞広告を打つというものでした。小さくても毎日目に触れてもらうことで、安心感を作り上げました。

調理方法は、おなじみ3分クッキングですが、マヨネーズを使ったらこんな料理ができるということを体験してもらうことで、マヨネーズの使用を促すことに成功しました。

📚ひとこと
 卵に関するあらゆる事業を行っているキューピーですが、マヨネーズにあくまで軸を置いている姿勢が素晴らしいと思いました。
 多角化している企業によくあるのが、結局何をしている企業か分からないというものです。

キューピーは最初から多角化を目的とするのではなく、黄身を使ったこだわりのあるマヨネーズを提供を軸としながら、余った白身や殻を無駄にできないという思いから、事業化している点が素晴らしいと思いました!

📚参照
カンブリア宮殿_2014年3月13日放送
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