気づき。
いざこうして言葉にすると薄っぺらく感じてしまうけど、
凄いものです。
人間の素晴らしさが詰まっている。
理解すること、と、気づくことは似て非なるものです。
理解は、ひとつのことを理解する。ある知りたいことがわかる。
大切なことです。
気づきは、ひとつのことの事の成り立ちがわかる。
そして、気づいた瞬間に起こる、頭の中の光とでも表現して、
それにまつわる全ての構成要素、世の中、自然界、
宇宙の繋がりがいっぺんに照らされる。
悟りの人は、それが常にある。
だから、単純に言うと、色んな事を相談されたとしても、
自身に起こる現象への気づきから、その現象を理解して、解釈できる。
リーディングというものもあり、昔はそれができなければ、
と思っていましたが、常に起こる気づきの方が、僕には尊い。
相手が自在にわかること、できるのならそんな力も欲しい。
でも、気づきは、自分や相手の見えている景色を、
全く違う色で見せてくれる。そして、在り方を変えてくれる。
殆どの問題は、ひとの在り方に起因する。
だから、在り方が変わるなら、
色んな問題が解決されていく。
気づきは、この文章の表現や言語より、
余程、魔法のような現象なのです。