A君が、夏休み明けのテストが終わり結果を知らせてきてくれました。結果を見る限りは上位3分の1から4分の1くらいに位置しており、悪くないと思ったのですが、本人は違ったようでした。
A君の分析そのものは正確で、ミスをした教科や実力と感じた教科もはっきりとわかっていました。
これは大変よいことですよね。自分の立ち位置がわからない人が多い中、自分のことをちゃんと見ているということです。
ただ、夏休みにご本人としてはずいぶん頑張ったつもりだったのに、思ったよりも成績が伸びず、心配になっているようでした。
階段を上がるように、頑張った分がすぐに成績に反映されれば本当にモチベーションも下がらずにいいのですが、現実にはそういうわけにはいきません。
むしろ、頑張っても全然次のステップが見えずずっと同じところで足踏みしているような時もままあります。
このときはガマン時なのです。成績が上がらずイヤになってしまうかもしれませんが、ここで辛抱して続けることで、ある日グーッと伸びたと実感できる時がきます。
この日まで頑張り続けることができるかどうかが分かれ目のひとつといってもいいかもしれません。
A君には、今は見えないだけだから続けてみよう、とお話ししました。
継続は力なり、はホントです。がんばれ!A君