アスリートの強さ

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アスリートの多くは競技者で、競技結果が全てのところがあります。しかし、アスリートも人間で、強さもあれば、弱さもあります。すごいのは弱さを受け入れ、それを改善するか、弱さを出さない戦術を取るかなどの対策をすることです。人間、なかなか弱さを受け入れ、向き合うことには消極的になりますが、そこがトップアスリートになる秘訣かもしれません。

よく言われるのは弱さの改善をするためには、強さを伸ばすことで補うことができる。という考え方があります。弱さと向き合う前に、強さを伸ばし、自信をつけて、精神的な強さを身につけ、準備ができてから弱さに立ち向かう。ということです。もっともで、誰にでもできそうですが、一人では難しく、コーチなどの第3者の力を借りて行うことが客観性もあり成功に近づくようです。

自身を俯瞰的に捉え、客観性を持って見ることは、どの職種でも同様に必要なことと思いますが、アスリートは、毎試合結果がついてきますので、結果に押しつぶされないような分析をするためにコーチの評価や、トレーナーに身体について意見をもらったりします。

よく、自分のことは自分が一番わかる。と言われますが、私はわかりませんでした。ベスト体重、コンディショニングの整え方など聞かれたことがありますが、知識がなく理解できませんでした。その時に、いかに最大限のパフォーマンスをするかが大切で、その前の準備には無頓着でした。情報も今のようにありませんでしたが、やはり、選手としての自覚が足りなかったと思っています。

目標達成のために全てを受け入れ改善してゆくトップアスリートの姿は、見習いたいものです。日本人は知られたくない肉体的・精神的な部分がありプライバシーを持つ傾向が強いですが、外国人選手はプライバシーに対し比較的こだわりが薄いというか、自身のパフォーマンスの最大化に必死な姿があります。恥ずかしい、という感情よりも、プラスの効果を出すためには感情を抑えることができているように思います。

合理主義で自身の感情コントロールが上手いのかもしれません。やはり、気持ち部分は個人的問題ですが、周りの環境でも変わります。「多様性と調和」が2020東京大会でも言われましたが、偏見や差別がなくなることで、アスリートの高いパフォーマンスを見る機会が増えるかもしれません。


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