大事な身体のお話

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かつては綿の分厚いナプキンが主流だったと言われています。


1980年代ごろから、
薄くてコンパクトな「高分子吸収帯」を使用した製品が出回り、
生理痛が酷くなった時期と重なるそうです。

実際、戦前は生理痛というものが無く、
『お婆ちゃんに生理痛の話をしても通じなかった』
というエピソードも見かけました。


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✿ かつての生理用品 ✿


1950年代では、
「ぷりしら」や「リリー」というテックスタイプの
生理用品が発売されました。

テックスタイプとは、
紙綿製吸収パッドをガーゼで包み、
それ吊るして固定するベルトと併せて使用する生理用品です。



✿ラッキーバンド『主婦と生活』1951(昭和26)年
2月号付録 娘と妻と母の衛生百科全集

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✿ダンカン『主婦之友』1951(昭和26)年 4月号
✿ぷりしらテックス『主婦と生活』1957(昭和32)年 7月号
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現代の生理用品に比べると、分厚くて、
「ベルトで固定する」など大掛かりです。
ただし、化学的な薬品は使われていないようです。
(紙や綿のパッドをガーゼで包んだものが主流)

こう考えると、
「軽くて薄くて、吸収力抜群」な便利なものが、
かえって身体を傷めていた可能性が高いですね。

便利さと引き換えに、健康が損なわれる例はもっと
ありそうです。

まずは、「少々不便でも安心出来る良質なもの」を
積極的に求めていきたいものです。



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「いきなり布ナプキンに変えるのは不便だ」という場合は、
☝上の写真の中のものを(香料、柔軟剤など)
減らしていけば、身体に嬉しい変化が起こるでしょう。
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