コンセプトファースト

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学び
こんにちは。

「誰かの人生や生活の為になる情報発信で、誰かに幸せを。」というコンセプトのブログです。

今日は「コンセプトファースト」という内容です。

何か新しいことをする。何か取り組みをやってみる。

そういった気持ちになったとき、まず行動することが大事なのですが、
具体的に何から行動を始めたら良いのかわからないという方にお伝えしたいのが、「コンセプトファースト」という考えです。

まずは「何をして、どうなりたいのか。」というコンセプトを決めるのです。

このコンセプトがないと、取り組みを進めていくプロセスの途中で方向性を見失い、自分や関係する人の心を繋げることができなくなり、良い取り組みも色あせてしまいます。

以前私は友人と「大人向けのスターバックスのような居心地の良いピアノ教室」というコンセプトで、ピアノ教室を始めたことがあります。
大人の求めているピアノの上達というのは、「趣味」として弾けるレベルのニーズが多かった為、「趣味の時間」を満喫できるよう雰囲気作りにもこだわりました。

しかし、一部のお客様が離れてしまいました。

主な原因は、

・ 雰囲気は作れたが、回転率を意識しすぎて「ゆったり弾けない」
  仕組みになってしまった。
・ 集客を意識しすぎて、お客様の求めているものに寄り添ったレッスンが
  出来ていなかった。
・ 過度なクーポンの配布が雰囲気に合わず、ブランドイメージを崩壊させて
  しまった。

このような要因がありました。

「お金のいたずら」と「集客のプレッシャー」に押しつぶされた結果、当初の夢であった「大人向けのスターバックスのような居心地の良いピアノ教室」から「バタバタしている雰囲気だけのチープなピアノ教室」になってしまった結果、お客様離れに繋がってしまいました。

その後、コンセプトにもう一度戻り、

・ お客様の時間と心に寄り添うレッスン。
  (具体的には回転率にこだわらず、お客様の時間とニーズに合わせた
   レッスンプランの提案と計画)

・ 過度な集客活動をやめ、お客様の自然なリピートを創り出す工夫を行う。

などなど、コンセプトに従い軌道修正を図ったところ、徐々にお客様がまた集まるようになっていきました。

このように、本来やりたかった夢=コンセプトが、道中の嵐(お金のいたずらや、プレッシャーなど)で見えなくなると、気付いたら全然違う道を歩んでいたという結果になります。

この嵐は誰にでも来る嵐でありますので、あなたのコンセプトに繋がる一縷の光を、曇りなき眼で見定め進んでいきましょう。



このブログが誰かの役に立つよう願いを込めて。 
















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