東京から地方ではたらく、起きていることは意味があった

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コラム
今回は私自身のことを書きます。

東京から地方ではたらくことになりました。

20年近く、東京で勤務していました。

会社での休職をきっかけに
今までの働き方などを見直すきっかけができました。

その際は、
「地方へ行っても仕事なんかない。
 東京で働くしかない」

と考えていました。

しかし・・・。
どうしても長時間の通勤時間をしたくない。
コロナで在宅勤務になりほとんど人と喋らない。

このまま関東に住んでいる意味がないな・・・・。

と少しずつ考えるようになりました。

休職中は
実家へも何度か帰省しており、
普段は1泊、2泊の滞在で終わるところを
1週間程度も滞在していました。

地方はゆっくりと時間が過ぎていいきます。
同じことをしていても集中して作業ができます。

周りも騒々しくはありません。

過呼吸気味だった体質も
実家にいるときは気になりませんでした。


そんな時に
実家のある地方都市での求人を打診されました。

面接は本社のある東京でしたが、
私の履歴書を見て、
「実はこの地域でも募集をかけているんです」

と言われたのです。

その時は
冗談半分で
「行けますよ」

と言いました。

流石に
大都会から地方となると
少し勇気が入ります。

求人の募集要項に同時に募集されていた
「大阪」あたりであれば、実家も東京よりは近くなるので

「大阪も大丈夫」です。

と付け加えたのです。



選考が進むにつれ、
実家の近くにある地方都市への可能性が濃くなりました。

私の気持ちは
どんどんとそこに引っ張られるようになります。

そして
ほぼ確定という時に
地方の支社でも面談があり行きました。
その際には東京の本社からも
責任者の方がわざわざ地方に行き、同席してくれました。


妙な安心感。
ここに行ってみよう・・・。

と感じたのです。

そして、
昨日、引っ越しが完了しました。

地方都市での生活。
電車の本数は少ないけど、

部屋が広いし
周りは静か、

夜もぐっすり眠れます。




20年間関東に住み、
心のどこかで
「もう少しペースを下げたい」
と感じていました。
そして、やはり故郷の近くに住みたいと
心のどこかで思っていました。


しかし、
忙しさにかまけて、
自分の本心すら見えなくなりました。

正確には誤魔化していました。

20年もいるんだ。
関東にいるべきだ。
地方に行っても仕事はない!

と考えていました。

確かに、
現実的に、一般的に考えると、
地方に行っても仕事はありません。
あったとしても、
今までの経験を活かした仕事にはつけないでしょう。


ましてや、年齢的にも東京では厳しいです。

しかし、
求人票には掲載されていない
支社での勤務の打診がありました。

あの時、
ハラスメントに遭わなければ
休職しなければ
退職しなければ

少し、置かれている現実と
距離を置かなければ・・・・。


自分の本当の気持ちに気づくことはできません。


「引き寄せの法則」
では、自分が本心から思っていない限りは
叶わないと言われています。

本当に
自分の気持ちに気づけて、認識できた時、
自らが動き
自分が本当に求めているものが引き寄せられると感じました。


自分が本当に求めているものを知ることは
容易ではありません。

一見、嫌なことが起こらなければ
気づかない場合もあります。


なかなか自分がやりたいことがうまく進まない時、
足枷を感じている時、
最初の一歩を踏み出せない時、

もしかすると
本心での願いではないかもしれません。

本心を知るのは怖いから
私のように自分自身で蓋をしている可能性もあります。

だって、
東京で20年も働いていて、
地元とはいえ、地方に行くのは
「いろいろ大変」です。

なんだか負け犬のような感覚もします。

しかし、
自分の本心に気づけてたら、

心も定まるように外側も動いていきます。

一喜一憂するような場面もなく、

淡々と、当たり前のように
物事が進み、決まっていきます。

ここまでお読みいただき
ありがとうございました。







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