でき太くん三沢のひとりごと

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投稿 その2

先だって味噌作り40年以上というおばあちゃんのご自宅の庭をお借りして、知人の味噌作りのお手伝いをしました。

そのお宅はかなり古くからあるお宅のようで、お風呂は「五右衛門風呂」でした。
お風呂に入るときには、薪でお風呂を沸かすのです。

私はおばあちゃんに、「毎日お風呂に入るたびに薪に火をつけて沸かすのは大変じゃないですか?」と質問をしました。

するとおばあちゃんは、「いや、大変なことはないよ。毎日のことだし、当たり前のこと。めんどうとか大変って思ったことはないかな。このほうがあったまるしね」とのことでした。

私は、おばあちゃんの返答を聞いて、ちょっと自分が恥ずかしくなりました。
なぜなら、「この程度のことであなたはめんどうとか大変て思うんだね」ということが見透かされてしまったような気がしたからです。

私だったらたぶん毎日薪でお風呂を沸かすとなったら、「めんどうだな」という気持ちがわいてくると思います。でも、おばあちゃんは「生きていれば当たり前のこと」として、めんどうとか、大変という気持ちはわいてこないのです。ただ淡々と薪を割り、火をおこし、ほどよくお風呂が沸いてきたらゆっくり湯船につかるのです。

同じ作業でも、「生きていれば当たり前のこと」と感じているか、「めんどう、大変」と感じているかで、作業の意味が変わってきます。
「めんどう、大変」と思っていると、その作業はどんどん苦行となってくるのです。

これは、勉強にも同じこといえますね。
よく子どもが「めんどう❗️大変❗️」と言うことがありますが、そういう気持ちで勉強すると、勉強は苦行になり、形式的になって学習効果がなくなります。

どういう気持ちで物事に向かうか。
こういうことも私たちは子どもたちに助言をしていく必要がありますね。

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今回の画像はそのおばあちゃんの
五右衛門風呂の下部の画像です。
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