でき太くん三澤のひとりごと その41

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投稿 その41

私は週に3回ほど個別レッスンをしています。

今、私がサポートしているお子さんで特に気になっているのは、現在中学2
年生のお子さんです。

私がそのお子さんにはじめて会ったのは、小学5年生の2月。
このお子さんは、それまで通塾経験はなく、学校の宿題のみを行なってきました。

その当時の算数の状況は、5+7や、12−5といった計算では指を使い、かけ算九九の暗唱では、6から9の段で間違えるところがいくつかあり、九九全体もスラスラとは暗唱できない状態でした。

5年の2月でこの状況ということは、学校の授業は完全に理解できません。
宿題もすべて解けない問題ですから、おそらくほとんど答えをうつしてしあげているという状態でしょう。

ここでみなさんは少し疑問を感じませんか?

学校では5年間、何をしていたのか?

月曜日から金曜日まで毎日授業を受け、宿題をこなしてきたのに、5+7や、12−5といった計算では指を使い、九九がしっかり暗唱できないという状態。

百歩譲ってこの子が若干奥手なお子さんだったとしても、5年もかけたらもっとレベルは上がっていてもよいのではないでしょうか。

実際、私が2年近くサポートをしてきたことで、そのお子さんの算数、数学の状況は変わってきています。
指を使う機会は減ってきていますし、九九も暗唱できるようになり、異分母の加減、小数などを理解し、今では正負の数の学習を進めるようになってきています。

みなさんに今回のひとりごとでお伝えしたいことは、だれかの批判ではなく、最適化された学習プログラムの重要性です。

2年でこれだけ成長するなら、もし5年かけたらどのくらい伸びていたのだろう。。。

「この子の5年間を返してほしい。。。」

そのお子さんが「あ、そういうことか❗️わかった❗️できたぞ❗️」という声をあげるとき、思わずその言葉が私の脳裏をよぎるのです。

ちょっと愚痴っぽくなったかもしれません。
すみません。。。


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