こんにちは、Leycoです。
普段はwebページ制作を通じて、お客様の商品やサービスをより多くの人へ届けるお手伝いをしています。
(webページとは、ホームページやLP全般のことを指します)
今回、webページ制作に関するお悩みやギモンを持っている方が多いことに気づき、こちらのブログを立ち上げました。
この記事では次のような方を対象に作っています。
・「webページに興味はあるけど、準備とか大変そう」とあきらめたことがある
・webサイトを作ったほうがいいとは思うけど、webに関する知識があまりなくて、使われている言葉も意味がわからない
「自分にあてはまるかも……」と思われた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回は「webサイトができるまで」の3回目です。
まだ1・2回目を読まれていない方は、ぜひそちらもご覧ください。
【webサイトができあがるまで③】ヒアリング時に「クライアントの基本情報」「テキスト」「画像・イラスト」を確認しておきましょう!
一般的にwebサイトは、次のような手順で作成されます。
今回は「【1】ヒアリング」の3回目、いよいよヒアリングの最終回です。
最後はwebサイト作成のために必要な素材に関して、ご紹介していきます。
webサイトを作成するにあたり、クライアントか制作側が準備しなければならないものは、大きく次の3つがあげられます。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。
【webサイトの素材その1】クライアントの基本情報は確認していますか?
当然のように見えるかもしれませんが、意外と確認が遅れるのがこの部分です。
・企業名(商品名やサービス名)
・ロゴ画像
・住所、電話番号、FAX、メールアドレス
・店舗の場合は営業時間、定休日など
ロゴの場合は余白サイズなどの規定があるか、クライアント側に確認する必要があります。
また、LPにしてもホームページにしても、単体のページだけで完結することは少なく、リンクを貼ることが多いと思います。
たとえば、
・運営しているSNSやブログなどのリンク
・同じ企業内での、他LPやホームページへのリンク
が考えられます。
お問い合わせに関しても、
・お問い合わせ方法に応じたリンク(メールアドレス、お問い合わせフォームなど)
・チャットでの質問ができる場合は、そのリンク
などが必要になります。
直接デザインに関わらない部分なので、「後で確認します」と保留にされがちですが、早めにまとめておくと良いでしょう。
【webサイトの素材その2】テキストは準備していますか?
次に、文章に関してです。
文章のチェックポイントは次の3つです。
1)キャッチコピーはあるか
2)見出しや文章の構成はできているか
3)コピー&ペーストできるか
ひとつずつ見ていきます。
1)キャッチコピーはあるか
キャッチコピーに関しては、確定していない場合もあるかと思います。
決まっていないときは、ヒアリングで聞いている「ペルソナ」「ベネフィット」を意識しながら、クライアントと制作側で作っていきます。
2)見出しや文章の構成はできているか
LPやホームページでは、文章そのものも大切ですが、構成も重要です。
クライアント側で構成まで作ってもらえればベストですが、それが無理でも次の内容くらいは準備していただけるのではないかなと思います。
・なぜこのような商品やサービスを提供しようと思ったのか
・商品やサービスの強み
・企業としての強み
・企業としての想い
もし、それも難しいという場合は、インタビューで文章起こしをするという方法もあります。
3)コピー&ペーストできるか
どんな短いものであってもクライアントで準備する文章は、googleドキュメントやwordなど、コピー&ペーストできるものが良いです。
その理由としては、「制作側が打ち込む手間がなくなって時短になる」という制作側のメリットだけではなく、大切なクライアント情報が間違ってサイト公開されるリスクが減るからです。
特に専門性が高い業種のwebサイトの場合、制作側にそこまでの知識がないことから、入力ミスに気づかないこともあります。
文章をはじめから校正するのも手間になりますし、できるだけコピー&ペーストできるようにしておくのをオススメします。
【webサイトの素材その3】画像・イラストは準備していますか?
最後は、画像に関してです。
画像は、大きくわけて2種類あります。
・商品や店舗の画像など、クライアントが準備できるもの
・イメージ画像など、制作側で準備するもの
また、制作側で準備する画像としては、
・無料素材
・有料素材
の2種類が挙げられます。
準備の流れとしては、まずクライアントに画像を提供してもらい、足りない部分を制作側で用意する形になります。
制作側で準備するときには、クライアントの予算に余裕があるようであれば有料素材をご提案します。
有料素材のほうがオリジナリティのあるデザインを作ることができますが、コストを低くおさえたい場合は無料素材の範囲で対応することになります。
また、イラストの場合も準備の流れは画像と同じです。
統一感のあるイラストでサイト全体をまとめたい場合は、特定のイラストレーターに依頼する方法もあります。
まとめ:「クライアントの基本情報」「テキスト」「画像・イラスト」を確認してヒアリング終了です!
ここまで、3回に分けてヒアリングをご紹介してきました。
読んでくださった方の中には、ヒアリングって大変だなと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
私自身はヒアリングが大好きです。
準備のワクワク感が好きですし、何よりもクライアント様の商品への想いをお聞きするのが楽しいです。
確かにヒアリングは少し時間がかかりますが、ここでしっかり必要な情報をまとめておくことで、webサイト制作の方向性がはっきり決まっていきます。
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。
webサイトを作るときに少しでもお役に立てればうれしいです。
webサイト制作に関して、ヒアリングに特化したサービスを行っております。
オンラインでも、チャットでのやり取りでも可能ですので、もし何かお困りごとがございましたら、ぜひご検討ください。