こんにちは、Leycoです。
普段はwebページ制作を通じて、お客様の商品やサービスをより多くの人へ届けるお手伝いをしています。
(webページとは、ホームページやLP全般のことを指します)
今回、webページ制作に関するお悩みやギモンを持っている方が多いことに気づき、こちらのブログを立ち上げました。
この記事では次のような方を対象に作っています。
・「webページに興味はあるけど、準備とか大変そう」とあきらめたことがある
・webサイトを作ったほうがいいとは思うけど、webに関する知識があまりなくて、使われている言葉も意味がわからない
「自分にあてはまるかも……」と思われた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回は「webサイトができるまで」の2回目です。
まだ1回目を読まれていない方は、ぜひそちらもご覧ください。
【webサイトができあがるまで②】「ペルソナ」「イメージワード」「参考サイト」からデザインの方向性を決めましょう。
一般的に、webサイトは次のような手順で作られています。
今回は「【1】ヒアリング」の内容となります。
前回は「構成の土台」の部分を確認しましたが、今回ご紹介する「デザインの土台」もヒアリングで確認しておきたい部分です。
デザインの土台を作るときに、ポイントとなるのが次の3つです。
(ちなみに、これらの情報はクライアントさまに準備していただくことがほとんどです。制作側でフォローすることもあります。)
それではひとつずつご説明していきます。
【デザイン土台の作成ポイント1】まずは「ペルソナ」の好みをチェック。
「ペルソナ」とは、架空のお客様イメージのこと。
・20代女性
・未婚
・会社員
・
・
などの条件から、一般的に好まれそうなデザインの方向性を挙げていきます。
たとえば性別からイメージされるデザインの方向性としては、
などが考えられます。
まずは、大まかなデザインの方向性を「ペルソナ」から決めましょう。
(ペルソナに関しては前回の記事でも触れていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。)
【デザイン土台の作成ポイント2】「イメージワード」は何ですか?
webページで提案する商品やサービス、または企業イメージなどから、「イメージワード」は簡単に出てくると思います。
たとえば、
・可愛い
・かっこいい
・シンプル
・スタイリッシュ
・エネルギッシュ
・カジュアル
・
・
などなど、イメージを表す単語はたくさんあります。
それらの「イメージワード」から連想されるものを、デザインに反映させていきます。
ここで気をつけたいことは、「イメージワードをペルソナにあてはめて考えてみる」こと。
たとえば、
・20代女性が好む「可愛い」と、40代女性が好む「可愛い」
・アニメが好きな人が好む「可愛い」と、動物好きな人が好む「可愛い」
これらは、同じ「可愛い」でもイメージが変わってくるのが想像できると思います。
「イメージワード」にかぎらず、言葉はとてもあいまいな表現になりがちです。
そのようなあいまいさをなくすために、イメージワードをペルソナにつなげて考えてみましょう。
しかし、それでもイメージが固まらないこともあるかもしれません。
そんなときに役立つのが次のポイントです。
【デザイン土台の作成ポイント3】「参考サイト」を集めましょう。
「参考サイト」とは、現在公開されているwebサイトから「これいいな」と思うサイトのこと。
「参考サイト」をクライアントと制作側が共有することで、より具体的なデザインイメージのすり合わせができます。
また、似ている言葉で「競合サイト」というものもあります。
これらの違いとしては、私はざっくりと、
「参考サイト」……デザインの参考となるwebサイト
「競合サイト」……同じような業種でライバルとなるwebサイト
と、とらえています。
「参考サイト」はデザインの観点から選ばれますが、「競合サイト」はマーケティングの観点から集められていることが多いです。
ただ、この2つはあまり厳密に分けて考えてはいません。
「競合サイト」からその業種オリジナルのデザインの方向性を見つけることもあり、ひとつのサイトが「競合サイト」であり「参考サイト」となる場合もあります。
「参考サイト」を選ぶポイントは、最初は「なんかいいな」で大丈夫です。
見返したときに、
・色が素敵
・文章が読みやすい
・写真の選び方がいい
・ボタンの感じがいい
・
など、思いついたことを自由に書いておくといいかと思います。
まとめ:「ペルソナ」「イメージワード」「参考サイト」からデザインの方向性を決定しましょう。
実際のデザインに入る前に、デザインの方向性を決めておくことはとても大切です。
特に、「参考サイト」は実際の完成イメージがクライアントと制作側で共有できるので、とても有用です。
webデザイナーたちも、日頃からさまざまなサイトを見て、それぞれオリジナルの「参考サイト」を持っています。
もし、webサイトを作ろうと思ったときには、ぜひwebデザイナーにご相談されると、色々なアイディアが生まれてくると思います。
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。
webサイトを作るときに少しでもお役に立てればうれしいです。
webサイト制作に関して、ヒアリングに特化したサービスを行っております。
オンラインでも、チャットでのやり取りでも可能ですので、もし何かお困りごとがございましたら、ぜひご検討ください。