【webサイトができるまで①】ヒアリングその1

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コラム
こんにちは、Leycoです。
普段はwebページ制作を通じて、お客様の商品やサービスをより多くの人へ届けるお手伝いをしています。
(webページとは、ホームページやLP全般のことを指します)

今回、webページ制作に関するお悩みやギモンを持っている方が多いことに気づき、こちらのブログを立ち上げました。
この記事では次のような方を対象に作っています。

・「webページに興味はあるけど、準備とか大変そう」とあきらめたことがある
・webサイトを作ったほうがいいとは思うけど、webに関する知識があまりなくて、使われている言葉も意味がわからない

「自分にあてはまるかも……」と思われた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

今回から数回に分けて、実際のwebサイトが作られていく過程をご紹介していきます。

【webサイトができあがるまで①】まずはヒアリングから「ゴール」「ターゲット→ペルソナ」「ベネフィット」を明確にしていきます。

一般的に、webサイトは次のような手順で作られています。
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今回は、「【1】ヒアリング」です。
ヒアリングシートやインタビューから、webサイトを作る上で「土台」となる情報を洗い出していきます。

今回は構成の「土台」となる3つのポイントをご紹介します。
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それでは、ひとつずつご説明していきます。

【ヒアリングのポイント1】webサイトを作る目的=「ゴール」を明確にしましょう!

ヒアリングで最初に確認したいことは、「このwebサイトは何の目的で作るのか」
たとえば、1ページで完結するLPならば、
・無料相談の申し込みを増やしたい
・お試しキャンペーンの申し込みを増やしたい
・LINEお友だち登録を増やしたい

ホームページであれば、
・まずは自社サイトを見に来る人を増やしたい
・自社のことをもっと知ってもらいたい
・自社の商品やサービスをもっと知ってもらいたい

など、さまざまな理由が考えられます。
まずは、このwebページはどんな目的で作るのか=webページが目指す「ゴール」をしっかり設定することが大切です。

時には、複数の「ゴール」を設定したい、という場合もあるかもしれません。
その時は、見る方が混乱しないようにサイト構成などを工夫すると良いでしょう。


【ヒアリングのポイント2】商品やサービスを届けたい相手=「ターゲット→ペルソナ」を明確にしましょう!

次に確認したい設定は、どんなお客様に対して商品やサービスを届けたいのか=誰が「ターゲット」なのか、ということです。

「ターゲット」は、
・30代女性
・既婚
・子ども2人
くらいで、大体の集団を示しています。

「ターゲット」を設定したら、次は「ペルソナ」を作っていきます。
「ターゲット」は集団でしたが、「ペルソナ」はその中の1人を突き詰めて設定。
例えば、

・氏名:奈良ここ
・年齢:35歳
・性別:女性
・職業:会社員、主婦
・居住地:東京
・家族構成:夫(35歳、会社員)、子ども2人(8歳男子、5歳女子)
・趣味:キャンプ

などなど、できるだけ実際に存在しているようなイメージができるように、掘り下げていきます。
また、外側だけではなく内面的なこと、たとえばペルソナが持っている悩みや課題も考えておくことが大切です。


【ヒアリングのポイント3】ペルソナのどんなお悩みを解決するのか=「ベネフィット」を明確にしましょう!

そもそも、webサイトは、誰に「アピール」=「刺さる」するように作るものでしょうか?
その相手は、webサイトを発注したクライアントではありません。
webサイトを見ている「クライアントのお客様」に対して、「刺さる」ものでなければならないのです。
「クライアントのお客様」とは、先ほど設定した「ペルソナ」のこと。

webサイトでは、商品やサービスの「メリット」が、ペルソナのお悩みや課題をどのように解決するのか、ということをしっかりアピールする必要があります。

商品やサービスを通してペルソナが得られる「明るい未来」「恩恵」のことを、「ベネフィット」と呼びます。
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例として、先ほどペルソナ設定した女性に、仕事用のバッグをPRするとします。
2パターンのお悩みを設定してみましょう。

お悩み①「子どもとのお出かけにも、仕事用にも使えそうなバッグがほしい」
お悩み②「仕事と家庭との両立で忙しくて肩こりがひどい」

この2つのお悩みに対して、どんな「ベネフィット」が提案できるでしょうか。
たとえば、

お悩み①「子どもとのお出かけにも、仕事用にも使えそうなバッグがほしい」
 →「多機能でデザイン性に優れているバッグ」

お悩み②「仕事と家庭との両立で忙しくて肩こりがひどい」
 →「軽量で長時間持っていても疲れにくいバッグ」

のように、同じペルソナでも「ベネフィット」の提案は変わってくるでしょう。

webサイトを、発注したクライアント目線で構成しようとすると、「商品の性能の良さをPRすることが一番」としてしまいがち。
しかし、それだけではペルソナを動かすことは難しいでしょう。

なぜなら、ペルソナが「この商品いいな」「このサービス使ってみたい」と思う背景には、「この商品なら私の課題を解決してくれそう」という期待が必要だからです。
ペルソナに期待感を持たせること、それが「ベネフィット」の役割です。

しっかりとペルソナのお悩みを解決する、ペルソナに「ベネフィット」を想像させることができるwebサイトを作っていきましょう。


最後に:まずはヒアリングでwebサイトの「構成の土台」を作っていきましょう!

「ゴール」「ペルソナ」「ベネフィット」をしっかり作ることで、より良いwebサイトを作り上げることができます。
次回は、ヒアリングで確認したい「デザインの土台」に関してお伝えします。


ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
もしwebページ制作でご相談がございましたら、お気軽にメッセージください。
また、こちらのサービスも参考にしていただけたら嬉しいです。







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