指摘したいことを、ズバッと言わず、いかに引き出すか

記事
ビジネス・マーケティング
部下が、長年そうしてきたことや、それが楽だと思っていること、一番いいと信じていることなどの中で、これだけは直した方が良いと思うことってありますよね。

そんなとき、何も考えずに「ズバッ」と指摘する上司がいます。


でも、逆の立場に立つと、相手はどう感じるでしょうか。自分がそうされたら、指摘をありがたいと思って、明日から直すでしょうか。
長年してきたことや、それが良いと思っていることを「ズバッ」と指摘されるのです。
まず良い気持ちはしませんよね。人格否定されたと感じるかもしれません。

では、どうしたらよいのか。


僕は、その人自身がそれに気づき、「今までそうしてきましたが、これからはこうした方がいいですね」と、自らの口から自然と出てくるよう、その人の思考がついてこられるペースで導くことではないかと思います。

具体的には、「こうこうこういう状況のとき、ここから見ると何がどう見えるかな?」、「じゃあ、こっちはどうかな?」という具合に、それが良くないことだと感じてもらえるよう、1つ1つ丁寧に物事を解き明かしていくかのように、心と心の対話を繰り返す。

始めは難しいかもしれませんが、やってみると意外と楽しくなってくるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す