“理屈の正しさ”は状況に応じて変化するもの

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ビジネス・マーケティング
突然ですが、果たして、『これはどんな状況においても絶対に正しい』 という理屈は存在するのでしょうか?

正しいと思われていることは時代と共に変化していますし、立場によっても何が正しいかは変わるのではないでしょうか。
極端な例かもしれませんが、正しさは戦況下ではかなり変わると思います。

仕事においては、何か新たな情報が入っただけで、理屈は180度変わることがあります。


例えば、A案とB案があって、それを議論しているメンバー全員が、議論を尽くした結果、どう考えても疑いの余地なくA案(の理屈)が正しいと結論づけたとします。

そこへ、会議に遅れてきたメンバーが、「社長がB案で進めようと言っています」という新たな情報をインプットしました。

既に議論は尽くされ結論も出ています。社長がなぜB案で進めようと言っているのか、それは誰にもわかりません。

状況が変わったのは、ただ単に、「社長がB案で進めようと言っている」という情報があるかないかだけです。


さて、どれだけの会社で、その新たな情報を無視して絶対に正しいと信じるA案で押し進めるでしょうか。(社長と徹底的に議論することなく、忖度で)A案を覆してB案が正しいという理屈をつくりあげることは一切ないでしょうか。


僕は、 “理屈の正しさ”は状況に応じて簡単に変化するもので、“理屈”とは所詮その程度のものだと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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