『指示型』 よりも、『合意型』

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ビジネス・マーケティング
部下に何かをしてもらうとき、『指示型』 と 『合意型』、あなたはどちらに近い仕事の進め方をしていますか。

『指示型』の上司の方がストレスを抱えているように感じます。それは、上司だけでなく、部下にも言えます。
『合意型』の上司の方が、上司も部下もストレスが少ない。


なぜでしょうか。


それは、
『指示型』は上司の期待以下のアウトプットをもたらしやすく、
『合意型』は上司の期待を上回るアウトプットをもたらしやすいからです。


指示というのは、HOW(どうやるか)を伝えます。上司の側に進め方の明確なイメージがあり、それを言葉で伝えるため、どうしても部下の理解は上司のイメージよりも劣化した内容(劣化コピー)になる傾向があります。また、指示されて動く部下の側に、心を込めて丁寧に仕事をしようという意識も芽生えにくいと思います。

加えて、問題やミスが起きた時、指示型の場合は、理解の相違か、若しくは、部下が心を込めず表面的に指示どおりに仕事した結果であることが多く、真因が追求しにくく責任の押し付け合いに発展しがちです。


それに対し、合意は、合意に至るプロセスで、WHY(意図や目的)を伝えます。そのため、たとえ聞き漏らした言葉があっても、部下が自ら修復することができます。更に、理解したWHY(意図や目的)をベースに、現場や状況に合わせてより良いやり方に進化させることもできます。


さて、『指示型』 と『合意型』、どちらで仕事を進めますか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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