報連相したくなる環境をつくる

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ビジネス・マーケティング
部下を持つメンバーから、「部下から報告が上がってこなくて困っています」という相談を受けることがあります。

「そうなんだ。例えば、どういう場面でどういう情報が上がってこないの?」と聞くと、こうこうこうで、と説明してくれます。


そこで、次の2つの質問について、1つずつ、一緒に考えます。一般的にではなく、説明してくれたケースで、具体的に。

質問1: 「そうしたら、その状況で、部下の立場で考えてみようか。自分が部下だとしたら、『報告しない理由=報告をためらったり、報告せずに済ませたいと思う心理』は何だと思う?」

質問2: 「じゃあ、今度は、『報告したくなる心理』について考えてみようか。どういう環境をつくったら、他の誰かではなく、是非、“あなた”に報告したいと思えるかな?」

これら2つの質問について、具体的なケースで考えてもらうと、なぜ報告が上がってこなかったのか、部下に求めるのではなく自分がどうすべきなのか、答えを自分で見つけてくれます。例えば、これからはBad Newsを早く報告してくれたら心から感謝し、「それでどうするんだ!」なんてことは決して言わないとか・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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