大学の自分が気に入っている教授の仏教基礎の授業で、「三回生、とか二回生だったり、とって何回めか、という人は後で研究室に来るように」と先生が話してたのを聞いて、私、後ろの人に言ったんですよね。
「やっぱりM先生の授業、もう最高に面白いですよね!!w
何年生になっても何回でも何度でもこの授業取りたくなっちゃいますよね!!
わかるなぁ〜💗私も来年同じ授業またとりたいもんね。」
って。
そしたら、後ろの若い学生のお兄ちゃんたちは、青い顔で困惑してて、
「???」と思った私。
見かねた周りにいたおっちゃんが、
「違うんだよ。この授業、朝早いじゃないか、だからみんな起きられなくて、授業に出られない人続出するんで、単位落とすんですよ。そして、三回目参加しても落とすんですけど、基礎科目だから取らざるを得なくてきてる。同じ授業をとるやつなんていない。」
って、言ったんです。
それで、自分がどれだけギークなのかを自覚した次第....(汗)
もう一つの密教の教授も、自分と年の近い女性の先生なんですけど、やっぱりこの人も空海・仏教学好きなんだなぁと思える教授で、
「この面白さ、君にはわかるよね?」みたいな。
「わかります〜(萌え)」というアイコンタクトです。
本当に好きだから、好きなものを学生がわかってもらえると、先生も萌えるんですよね。w
そして、一緒のクラスの大阪から通ってる社会人男子も、授業のたびに先生の授業に萌えていて、先生の「そこで釈迦は、こうおっしゃった!はい!」とかいう講談師のような講義内容に触れるたび、
神の雫の遠峰氏みたいに、一緒に二人で、
「おおお〜!」とか、「うは〜」とか言ってる。
......やばい奴らでしょ。w
さらに視聴覚資料には、齧り付くように画面に集まってる。w
今日、密教オタクの彼とは、昇降口まで、インドから中華に流れた仏教の経緯を知れたので、授業の感動を語り合ってしまった。
終わりのない世界にどんどん引き摺り込まれるように、おいでおいでされている不可思議な魅力。究極の心理学、密教やわ!